何度読んでも面白い坂口恭平さんの「お金の学校」

坂口恭平のお金の学校

昨年の今頃、Twitterでフォローしている坂口恭平さんがnoteで「お金の学校」という面白いことをやっていました。

https://note.com/kyoheisakaguchi/m/mb57f73e298e2

お金の学校は一応学校というスタイルを取っていて、入学金10万円が必要ですが、出世払い、後払い、自己申告制なので、実際は支払わなくても学ぶことが出来ます。

でも内容はちゃんとしていてオリエンテーションから始まって、11個の講義を受けて卒業となります。

その内容がどれも面白くって毎日読んでいました。

その後オリジナル出版で初版5000部を発売するというので迷わず買ってしまいました。

別に書籍でなくてもnoteで読んでしますし、これからもずっとタダで読めるにもかかわらずです!

はい、人間なんてこんなもんです。

目の前の商品の1円の差を比較してどっちにしようかだなんて迷っているのに、自分が好きなものなら金額なんて見ないで買ってしまう。本当にアホです。

でもいいんです!自分が楽しいと思えれば。

だってもう何度も読んでいるのに、その度に発見があります。それってめちゃくちゃコスパよくないですか?

今日も発見してしまいました。

「生活に必要な様々な量を知ると、不安がなくなる」

「ゴールを設定しないとうまく達成できない」

そんなことあたり前じゃん。って思った方。それ正しいです。みんな知っていることです。でも知っていることと理解することは全然違います。当たり前のことの意味がわかることが成功の近道なんだと思います。

以前読んだ時は気にならなかったことが、1年経った今なら分かるようになった。その自分の変化に気づけただけラッキーってなもんです。

お金の学校なんで一応お金についての話なんですが、難しい話は一切ありません。面白い話が読みやすい文章で書かれています。

しかし書かれている内容は真理をついていて、生きていくのに知っていると大切なことばかりです。

例えば最初の言葉ですが、意外と自分の生活にいくらかかっているかすぐに言える人ってそうそういないと思います。なんとなく給料をもらって、なんとなく口座から引き落とされて、毎月それでお金が回るから暮らしているひとばかりなんじゃないでしょうか。でも、ちょっと何かあると途端にお金が回らなくなって借金したりしてしまいます。

入ってくるものより出ていくもののほうが多いからキャッシュがショートするんで、今生活にかかっている金額を知っていれば、どのくらい貯蓄できるかが分かります。もし何かあってもそのための準備をすることが出来ます。それさえも出来ないのであれば、今の生活は間違っているということになります。

不必要に貯蓄する必要はありませんが、困ったときに必要な分だけは手元においておくと役に立ちます。

お金はうまく使ってこそ活きていくものです。

また何かをやろうとする時、その分野のことを調べて知っておく必要があります。その上でどうしたいのか?目指すゴールはどういうものなのか?具体的に数字を出しておくとやるべきことが明確になってきます。

ただやりたいだけじゃ長続きしません。「あれ?オレ何したかったんだっけ?」状態になってしまいます。

お金を通じて自分のことがよく分かりそして発見があります。人の生活はお金と切っても切り離すことができません。つまりお金は「自分」そのものです。そんな大切なことが書かれている本です。

下のリンクは普及版として現在も販売されているものです。今でもnoteでも読めるしわざわざ買わなくてもいいのに、初版を所有していることに満足感を覚えます。

いい買い物をしました(笑)

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この記事を書いた人

パソコンとネットの何でも屋さん兼農家見習い中
2021年に奥さんに腎移植して人生の価値観が大きく変わりました
何が起きても諦めずに生き抜く力が一番大切
時々ブログも書いてます

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