受容と能動のセレンディピティ

受容と能動のセレンディピティ

スティーブ・ジョブズの「Connecting the dots」と言う言葉が好きです。今はバラバラのように見えても先でどのようにつながるか分からない。だから無駄のように思えても興味のあることは経験しておくことが大切だ。と言う意味として捉えています。

だんだんと年齢を重ねていくと利口になるというか悪く言うと、冒険をしなくなります。例え面白そうと思ってもついつい理由をつけて辞めてしまったり、時間が経つと面倒になったり億劫になり「まぁ、いいか」と止めることが多くなります。

そして自分の好きな領域のことばかり積極的になり、それ以外の情報すら得ようとしなくなります。結果どうなるかというと、とても視野の狭い人間になってしまいがちです。人間関係も職場や仕事関係のみ。これでは自分の可能性が広がるわけがありません。

能動的な動きとはとても良いことのように思っていました。しかし能動だけでは偶然の出会いは期待できません。そこにはもう一つ逆の受容が必要になります。受容といってもただ待っていても何も起きませんので、自ら興味のないことに触れないといけません。それにうってつけなのがテレビだと言うのです。

自分の意思を持って情報を取りに行くことがネットの世界だとすれば、自分の意に反することも流れてくる情報がテレビやラジオと言えそうです。

これらの能動的な情報源と受容的な情報源のバランスの良い取り方が、今後の生き方の鍵になると、社会派ブロガーのちきりんさんは言います。

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この記事を書いた人

無理せず楽しく、手作りの小さな暮らしを大切に。
アラカンの「つづく生活」実践者です。
半自給自足を目指しながら、仕事・趣味・家のことをコツコツ楽しんでいます。
日々を淡々と綴ることで、人生を整えるヒントが見つかればと思っています。

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