文章書くのそんなに嫌いじゃないし、その時思ったことを書いておくと後々便利なので文章を書き残しておくのは意味があると思います。しかし、読みやすいようにとか、スジが通っていないととかあれこれ考えると面倒になって描くのが億劫になるので、やっぱり俺なんか才能のないやつは書いても意味がないんだとか思っていたんだけど、ある本に出会って目から鱗が落ちた思いがした。
その本の名は「生きのびるための事務」
この本すげーよ!マジ今までモヤモヤしていたことが文章化されていてぶっ飛んだ。
坂口恭平さんは「隅田川のエジソン」「東京0円ハウス0円生活」とかこれまで色々読んできた好きな作家だけど、今回の生きのびるための事務は本当にいい。
何がいいって
生きている間にすることって、自分が何が好きなのかを探して、見つかったら、死ぬまでそれをやり続けるってだけです。
それだけです、人生は。
生きのびるための事務
人からの評価とかどうでもよくって自分が好きなことを続けることに生きる意味があると言っている。自己肯定って自分は駄目だと思っている状態を肯定しようとしているからやり方が間違っている。自分を責めるんじゃなくってやり方を責めるのが正しいと。そうなんだよ。才能がある人間、環境に恵まれた人間がいるという捉え方じゃなく、自分のやり方を正しくして続けていけば、今よりも好きなことがもっとうまくできて、もっと好きになる。そうじゃなかったらやり方を正していけばいいだけ。
これまで書いたりやめたりしてそのまま放置しておいたこのブログだけど、誰にも読まれない気楽さでその時に思ったことを書ける場所っていいじゃんって思った。だから誰かが通りすがりに読んだらただのアホが書いた読みにくい文章でも、その時の気持ちを思い起こさせてくれて、自分の人生の道標になってくれるものだったら続けて行ったほうがいいと思いました。
どっかで書き続けた僕の文章が誰かの目に届いていいなって思ってもらえたら、公開したままに好き勝手に思ったことを書いて良かったと思える日が来るかもしれません。
だからそういう場所にしておこうと思います。