初心者こそ来てほしい|山ねこや練習会・平尾台編を終えて思うこと

走る山ねこや

先日、第1回「山ねこや練習会 ぐるっと北九州分割版〜平尾台編〜」を開催しました。

天気にも恵まれて最高の一日でした。参加してくださった皆さんにも喜んでもらえたようで、本当によかったです。

今日は、初心者を対象にした練習会を通じて感じたことを書いておきたいと思います。

目次

刺さった一言

今年に入り「走る山ねこや」というネットショップを立ち上げ、練習会の企画を続けてきました。将来的に100マイルレース完走を目指していることもあり、北九州をぐるっと回る約80キロのコースをベースに、Facebookのイベントで告知していました。

そんなとき、ある人から言われた言葉が胸に刺さりました。

参加される人がすごい人ばかりで、足を引っ張るから参加できない

「そんなことないよ、ペースを見ながら進めるし、そもそも俺だってそんなに速くないから。途中から入っても、途中で離脱してもオッケーだから気軽に来てよ」と伝えましたが、その人が来ることはありませんでした。

その言葉を聞いて、自分がやろうとしていたことを改めて見つめ直しました。

なぜ走る山ねこやを始めたのか

素晴らしかったUTMB

昨年、UTMBカテゴリのCCC(101km)に参加する機会に恵まれました。

表彰式は最終ランナーがゴールするタイミングに合わせて行われ、優勝者と最終ランナーが同じステージに上がり、ともに祝福されます。一番早くゴールした人も、制限時間ギリギリに完走した人も、どちらも等しく素晴らしい——そういう価値観に、心から感動しました。

コース上では山の中のどんな場所でも、おじいちゃんおばあちゃんから小さな子どもまで「アレ、アレ!」「ブラボー!」と声をかけてくれます。シャモニーで過ごした数日間、人と山の関係の豊かさを肌で感じました。

「こんなふうに日本でもできたらな」と思ったのが、すべての始まりです。

そんな矢先、地元北九州のアウトドアショップが閉店することになりました。これからトレイルランニングを始めようとする人にとって、最初の取っ掛かりになる場所が消えてしまう。それならばと、「俺やってみようか」という軽いノリで、テーピングと補給食を取り扱うところから始めたのが走る山ねこやです。

初心者にこそ伝えたいことがある

繋がりができればいいな

ネットでモノや情報は手に入ります。でも、それができるのはある程度経験がある人の話です。まったくの初心者は、何を検索すればいいかすらわかりません。

どの山を走ればいいのか。登山道はどこから始まるのか。ハイカーさんとすれ違ったらどうすればいいのか。初心者が参加できる大会はどれか。

こういったことは、経験者から直接聞くのが一番早くて確実です。

数人で始めた練習会も、気づけば10人を超える規模になってきました。大会会場で「山ねこやさんですか?」と声をかけていただくこともあり、それがとても嬉しい。

でも、トレラン初心者にとっては、やはり敷居が高かったようです。興味はあるけれど参加するまでには至らない。そもそも練習会を始めたのは、今やっている人のためだけでなく、興味はあるけれどなかなか踏み出せない人に自然の中を走る気持ちよさを知ってもらいたかったからのはずです。

それならばと、80キロのコースを20キロほどに分割した初心者向けの練習会を企画しました。

平尾台の雄大な景色の中で

第1回は日田彦山線の石原町駅をスタートし、途中3回のエイドを設けながら、下曽根の湯をゴールに設定。ペースは上げず、平尾台の広大な景色や貫山からの眺望をゆっくり楽しんでもらいました。

トレランの楽しさは走ることだけではありません。自然との対話、自分への挑戦、仲間との会話、終わった後のお風呂と冷えたビール。テント泊や山ごはんまで含めれば、楽しみ方は本当に多彩です。

こういう素晴らしい遊びを、ブームで終わらせたくない。文化として根付かせたい。そのために自分にできることを、できる範囲でやり続けていきたいと思っています。

参加者の皆さんへ

練習会では、どんなことでも遠慮なく質問してください。

どんなシューズがいいか。ザックは何がいいか。初心者向けの大会はどれか。補給食は何を持っていけばいいか。参加している人たちの経験談は、どんな雑誌やWebよりも確実で有益な情報です。

偉そうにいろいろ書きましたが、私自身まだまだ勉強中の身です。安全面には細心の注意を払いますが、至らない点はぜひご指摘ください。

山ねこやのモットーは「無理せず、できることを続ける」。

北九州の豊かな自然の中で、思いやりとマナーを学びながら、人として少しずつ成長していける場所を作り続けていきたいと思います。参加してよかったと言ってもらえる企画を、これからも続けていきます。

今回参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました。またいっしょに面白いことをやりましょう!

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この記事を書いた人

30代で独立、妻への腎移植、自身もIgA腎症に。トレラン大好きだった自営業者です。病気やお金の不安があっても生活は続く。夫婦で60代を迎えるにあたり、福岡で小さな畑を耕し半自給自足の丁寧な暮らしへ。「急がない。でも、やめない。」をモットーに好きなことをぼつぼつ。ブログと音声配信もやってます。

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 素敵な企画ですね!! 
    確かに、メンバーみて 参加ひよっちゃう気持ち分かります。
    私も亀さんなので、でも車持ってるので 基本 脚担当をやってますが・・・・後ろから?または2groupに分けたりしてトレランしてます。 コース知ってる人が中に居ないと それはそれで不安だしね。。。地図もまだ読めないとなると。。。少しずつ学んでいくしかないから

    企画続けてくださいね!

    • morimoriさんこんにちは!
      ありがとうございます
      はい、しばらく頑張って続けていこうと思います。
      趣味が同じ人との繋がりって素晴らしいですね!!

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