阿蘇ラウンドトレイル 高森峠から地蔵峠そして萌の里ゴールまで–その4

高森町立体育館から3人で

高森町民体育館にて私設エイド

体育館に着くと妻達が先に着いて私設エイドを開いてくれていました。
あ〜、ただただ感謝感謝です。
で、とりあえずドロップバックを受け取りトイレで着替え。
たっぷりと汗を吸込んだ薄汚いベースレイヤーから、
Tシャツ、ランパン、ソックスに至るまで全て着替えます。
トイレやその周辺では、先に到着していたランナーたちでごった返していたので早々に退散。
気分スッキリしたところで、
みんなが待っているところに戻るとさらに上手が、
僕よりも先に到着していたMTDさんは、なんとヒゲまで剃っていました。なんたる余裕(・o・)
そうこうしていると足攣りが酷くなっていたSWMさんも到着。

みんなのレース状況を確認すると、
友人のISGさんとHEPNが一つ前のすずらん公園の関門を突破できなかったとのこと。
もうひとりの友人のNARちゃんは、
すずらん公園でほとんど休憩せずに出発したらしいとのこと。
などなど。

そんな話を聞きながら夜用の準備をすすめます。
ヘッデン、ミッドレイヤー、ウインドシェルなどの装備やウェア類、
これからの夜間走行に備えてすぐに取り出せるように、
使い捨てカイロや手袋、眠気防止の柿の種を取り出しやすいポケットに入れ直し終了。

ゴールまでここが最後のガッツリ食べられるポイントなので、
用意してもらっていたカップラーメンとおにぎり、
エイドで用意していただいていたトマトスープをゆっくりと口に運びます。
まだ美味しいと感じらる胃力も食欲もあったので一安心。
トレランでゴールするには走力だけでなく胃力も重要な要素で、
「食べる」は「走る」と同じくらい大切な要素だと長いレースに出るたびに実感します。

高森町民体育館を出発

お腹いっぱい食べ出発準備完了。
あとちょっと心配なのは右足首の捻挫の具合です。
私以外にも一緒に参加しているMTDさんの具合を聞くと、
膝の具合があまり良くないらしく、
SWMさんも足攣りからくる痛みが酷いようだったので、
ここから先は3人で一緒に行くことを決定!
そのとき、NARちゃんがエイドに到着。
頑張ったね!良かった良かった!!
安心して3人で暗闇の中、高森町立体育館を後にしました。

高森峠は寒かった

高森町民体育館を出発するとトレイルに入るまで一気に登ります。
かなり登った辺りで振り返ると、
ほのかに揺れるライトの列が見え妙な嬉しさを感じます。
その後トレイルに入り暗闇の中3人で黙々と歩きました。

清水峠にて

公式サイトより引用

標高が上がり時間が過ぎていくとどんどん気温が下がってきました。
WS2の高森峠、AS5の清水峠のテントには低体温症にかかったと思われるランナー達が、
ストーブの周りのパイプ椅子に腰掛け、うつろな表情で寒さに震えていました。
エイドでもらった温かい飲み物で少し生き返るも、
じっとしていると体の芯から冷えてくるので、
休みたい衝動にかられながらも長居せずにエイドをスタートしました。

そんな中、プレ大会の時ご一緒したYMDさんに再開しました。
YMDさんは先日行われた、
UTMF放送部・50時間LIVE!〜今夜も眠れない〜のパーソナリティを務められた方で、
番組を見ていた私は、
すごく面白かったことや番組中ツイッター投稿した他愛もない話を交わし、
昨年に引き続き参加してくれたこと、
阿蘇の自然を気に入ってくれていることにお礼を伝え別れました。
たぶん僕のこと誰かわかっていなかっただろうけどね(^_^;)

睡魔と戦いながらてくてく

ロングレースになると何が怖いかって、
足の痛みや、胃が何も受け付けなくなることもそうだけど、
夜パートの辛さはなんと言っても睡魔。
そう、眠くって眠くってしょうがなくなってしまいました。

これまでの経験で柿ピーなんかをポリポリしながら歩いたり、
関門に間に合わないかも!というような嫌な緊張感を味わったときは、
さすがに覚めてきた経験があるけど、
その日は柿ピーを食べると気持ち悪くなって食べれなくなったり、
頼みの緊張感はあるにはあったのだけれど、
もうどうしようにもなくただただ眠い。
しょうがないからみんなに断わって、
必殺3分寝を繰り返しながら無言のおっさん3人でボツボツと歩き続けました。

コース急変の雨

地蔵峠を出発

予報では6時ころから雨の予報でしたが、
5時過ぎにはポツポツと振り出し、
AS6の地蔵峠に着いたときには土砂降り。
テンションだだ下がりだったけど、
そこで思いもしなかった知り合いに出会いました。
その名はOGSさん。
やっぱ、知った人に合うと元気が出るね。
エイドポイントに着くとボラやっているEMRちゃんもいて、
二人から俵山を越えていく元気をもらって雨の中エイドを後にしました。

俵山直前の下り坂は雨が降ると、
火山灰でまるでグリスの上に足を置くようになります。
それは経験済だったのですが想像以上のずりずり。
そして冠ヶ岳で大渋滞にハマりました。

私達がそこについた時軽い渋滞くらいだったので、
「これくらいだったら待ちましょうかね」くらいの感じでした。
渋滞の原因は雨で酷くぬかるんだ坂を下るのに、
ロープが1本しかなくそれを使って降りるのに時間がかかっていたのでした。
最初そんなに待たなくても下れると思っていたのですが、なかなか順番が来ない。
そのうち体が冷えてきました。
後ろを振り返ると10人ほどのランナーさんが待っていて、
その中の冷静なランナーさんが、大会本部に連絡を入れ現状を説明してくれていましたが、
一向に埒が明きません。
そうこうしているうちに待ちきれなくなったランナーさんが、
順番を飛ばし脇の林の中を藪こぎして下る人や、
ロープを張った反対側を木の枝などを強引に掴みながら降りていく方が現れ、
待ちきれないランナーが追随するという感じでした。
順番が来たのでその後の状況を自分の目で見たわけではありませんが、
後で渋滞に巻き込まれた人に話を聞くと、
エマージェンシーシートに包まり寒さをしのいだりしていたそうです。
ただそのエマージェンシーシートをお尻に敷いて坂を下った方や、下る時に捕まるロープにシートを巻いて降りた人がいたりしたと聞きました。
そのまま待っていたら低体温症になった人がいたかもしれないので、自力でなんとかするのは良いとして、その反面方法として自然を傷つける行為は良いとは言えませんが、
来年はそうならないような対処ができるといいなとそれだけ思います。

最後はおまけつきで3人でゴール

なんとかかんとか俵山の頂上に到着。
冠ヶ岳で泥だらけになりその後はもう何でもいいって感じの泥だらけ。
俵山からの下りも笑ってしまうほど滑って転んでを繰り返しながらの下山でした。

全国放送に出ちゃった

長い長い下りを終え、
牧野を越えたところでボラと思しき方から名前を呼び止められました。
「ん?」と思って上を見ると、
大観峰でもお会いしたKWHさんでした。
もう、ホッとして嬉しくなって油断したのか最後の下りでMTDさんと一緒に転んでしまいました。
なんとその模様が全国放送で放映されるというおまけ付き(^_^;)
転んでもただじゃ起きないですよ。いい思い出が出来ました。

ゴールしました

当初の予想からは大幅に遅れましたが、
なんとかかんとか無事ゴール。
嬉しいと言うかなんというかその時はただただ終わった〜と安心感でいっぱいになりました。

ゴールで待っていたサポートしてくれたみんなにお礼を言って感謝を伝えます。
「ありがとう!」
昨日の朝7時のスタートからゴールした今までが体の中でぐるぐる回って、
得も言われぬ充実感が体を埋め尽くしています。
そしてそれがただただ気持ちいい。

今はタイムも順位もどうでもいいや!って感じです。
すぐに欲が出るのだろうけど。

右も左も分からない時にプレ大会に参加させていただいて、
トレイルランニングにドハマリして100キロレースを2回完走することが出来ました。
次回は8月末のTDSです。
それまでに怪我を治し練習してまたわけのわからない充実感に包まれたいと思います。
大会事務局、運営に携わっていただいた多くの関係各位様、そして今回チームとして一緒にサポートしてくれたみんなありがとうございました。
最後まで長々と読んでいただき感謝します。

番外編

秒殺で眠れます

秒殺で眠れます

レースが終わってみんなで温泉に。
みんな瞬殺で眠っちゃいました( ̄▽ ̄)

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