更に厳しくなった受付とラスト区間の試走編–UTMB TDS

何とか無事ジュネーブに到着し荷物もロストすることなく受け取ることが出来ました。
さぁ、ここからはTDSに向けて集中してまいります。

まずは昨年同様、MOUNTAIN DROP-OFFSの受付カウンターへ行き受付を済ませます。
カウンターはすごくわかりやすいところにあるので迷うことはありません。
親切に事前に動画のアドレスをメールで送ってくれたりします。

カウンターで名前を告げて受付を済ませると「ちょっと待ってて」と言われます。人数が揃うとドライバーに呼ばれ車まで移動します。
ワゴン車に荷物を積み込み乗車、そしてホテルの真ん前まで送迎してくれます。
調べれば若干安い送迎バスはあるようですが、
大会に出ればプロモーションコードを使って少し安くなりますし、
空港からホテルの真ん前まで送ってくれるので大変便利です。

ジュネーブからシャモニーまでは高速道路で移動します。
昨年は車窓の風景全てに感動して、あんなにはしゃいでいたというのに、
今年は少し慣れたようで「あ〜、後少しかな」なんて今年は余裕でした。(←可愛くね〜)

そして揺られること2時間弱ほどでシャモニーに到着。
今年も昨年同様お世話になるアルペンローゼさん。
ここは韓国人のオーナーさんと日本人の奥さんで営んでいるホテルです。
近くにスーパーも有り自炊することが出来るのでたいへん助かっています。
何より日本語が通じるのでわからないことを聞けるのは本当にありがたいです。

早速、奥さんのKOHさんを見つけご挨拶。
昨年もお世話になったのでちょうど1年ぶりです。
部屋を案内され少しゆっくりしたところで、
最終のエイドのレホーシュまで往復試走することにしました。
その間奥さんは近くの公園で待っていてもらうことに。

シャモニー側から最終エイドまでは約何8キロ程の道のりです。
なだらかなアップダウンが数カ所あるだけで割と平坦な印象でした。
行く途中同じく試走しているランナーとすれ違い軽く挨拶を交わします。
ちょっとしたことなんだけど同じ大会に世界から選手が集まり、その選手と挨拶を交わすことがこんなにもうれしいとは!

最終エイドのレホーシュ(LES HOUCHES)で折り返し今来た道を戻ります。
明々後日にはここをどんな気分で進んでいるのだろう?
いや、ここまで来れているのか?なんてつい悪い想像が頭をよぎります。
いやいや、ここまで来ればいいことしか考えないようにしないと!

近所のスーパー

無事戻り奥さんと合流。
アルペンローゼ近くのスーパーで夕食の買い出しを済ませます。
スーパーは小さいですが必要なものは揃っていてとても便利でした。
そんなこんなで1日目はあっという間に終了!
夕食を済ませ早々に就寝しました。

あっ、そうそう!
アルペンローゼは韓国からの登山ツアーのお客様も多く、
かなりの率で夜はどんちゃん騒ぎが行われます。
賑やかな声は響きますが私はあまり気にはなりませんでした。
賑やかと入っても22時くらいには静かになりました。

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厳しくなった受付時のチェック

2日目は受付のため10時くらいにシャモニーの街までバスで移動します。
UTMB期間中は宿泊したホテルで、フリーで乗れるバスチケットをもらえます。本数は少ないですが、少し離れた宿に泊まっても不便なく移動することができます。

シャモニーの街へ到着。
車窓から見る久しぶりのシャモニーの町並みにを見て嬉しさがこみ上げてきます。

受付会場

街の中心地から少し歩き受付会場であるスポーツセンターへ向かいます。
受付会場へ行ってみるとまだのようで、中にいた女性から出場レースカテゴリを聞かれ、TDSは13時からだということが判明。
ちゃんと見ときなさいよと奥さんにも注意されました。

しょうがないのでブラブラとウィンドーショッピングを楽しむため、シャモニーの中心地へ移動。
そう、シャモニーはモンブランの登山口でもあるので、世界的なアウトドアメーカーのショップが数多くあるのです。
ブラブラと眺めるだけでも相当に楽しめますよ!

まずは並びます

時間になったので再度スポーツセンターへ移動。
昨年は受付の方法がわからなかったので、
日本人らしい人を見つけて何とか受付をすることができましたが、
今年は分かっているので必携装備品を入れたザックと、パスポートを持って列に並びます。受付会場は体育館のようなところに一つずつチェック箇所があり、1周するようになっています。

因みに体育館に入ると国旗のタグを首から下げたボランティアガイドの方がいるので、分からなければその人に聞くと良いですよ。

必須装備品の中から無作為に選ばれたものをチェックを受けます

先ずは最初の受付でパスポートを見せて、
ランダムに示された装備品リスト表を貰います。
そのリストに従ってトレーに装備品を並べ次のチェックを受けます。
昨年は4項目だったのに今年は何と8項目!もありました。
レース中も感じたことですが段々と厳しくなってますね!
それだけ運営も大変なんだと思います。

これだけ提出

で、今回の8項目がこれ。
特にレインウェアのチェックが特に厳しかったです。
あと、ニューハレのUTMF対策のテーピングでは、
幅が足りないとダメ出しが出ました。
全体的に厳しい感じでした。
必携品のチェックが済むとやっとゼッケンをもらえます。
そして手首にリボンを巻いてもらい、
ザックにもチェック済みのタグを装着してもらいます。
最後に記念品のTシャツとデポ用のバックとゴミ袋を貰って終了です。

このデポバック色違いで2種類あるのですが後で何用がどっちか分からなくなるのですが、それはまた後でお話しします(^_^;)

受付が終了すると、最後に記念撮影をしてもらえます。
順番に並んでパネルの前に立ちカメラマンに撮って貰うと、
出口にあるタッチパネルのディスプレイにて、
ゼッケンナンバーを入力し画像を確認、
自分のメールアドレスを入力して送信すれば画像をゲットできるという流れです。
これが、受付までの大まかな流れです。

絶対に立ち寄りたいサロン

受付会場の外にはサロンと言って特設のブースが並びます。
その規模たるやものすごいもんです。
見るだけでも楽しめちゃいます。

日本からはニューハレテープでお馴染みの芥田さんと、
アンサー4さんが出店していました。
ニューハレテープは外国人も興味津々の様子でしたよ。
キネシオテープって海外は無いのかな?

プラプラ歩いていたらデコさんと遭遇しました!
まるで日本にいるみたいです(^_^;)

番外編–デポバックって色分けされていたのね

先程書いたデポバック。
色違いで何の違いかわからずに準備をしていたら、
何となくバックに書かれている文字を読むと「CORMET DE ROSELEND」と「CHAMONIX」と書かれているじゃないですか!
それに気づいたのが寝る直前。
しかもご丁寧にゴールのCHAONIXの方に荷物を入れていました(^_^;)
ヤバイヤバイ!
青い袋に入れていたらゴールまで持っていかれていた((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
ちゃんと読もうね!

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この記事を書いた人

パソコンとネットの何でも屋さん兼農家見習い中
2021年に奥さんに腎移植して人生の価値観が大きく変わりました
何が起きても諦めずに生き抜く力が一番大切
時々ブログも書いてます

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