以前から登ってみたいなぁ〜と思っていた山、
「高千穂峰」にお盆休みを利用して登ってきました。
せっかくならご来光を見たくって早起きしました。
高千穂河原ビジターセンター駐車場に車を止め支度をし出発です。
出発時刻は5時14分。
平均的な所要時間は1時間30分程らしいので、
1時間を目標にスタートしました。
登山コースを進み林を抜けると御鉢への上り坂はこんな感じ。
急勾配の上登山道が火山灰の砂利で覆い尽くされているので、
3歩進んで1歩下がる感じで、ズルズルとズリ落ちちゃう。
こんな路、これまで登ったことありません。
僕が勝手に思っている山の師匠、山屋のOBTさんいわく、
トレランのためにもいろんな山を登るべきと言われたことを思い出しました。
砂利道が終わると溶岩むき出しの真っ赤っ赤の岩場が出てきます。
時間を気にして慌てて登ったため、
足を滑らして向こうずねを思いっきり打ってしまいました(´・ω・`)
ちょっと気分は沈みましたが、登り切った山頂からの風景は素晴らしかったです。
全てが非日常。
僕が今まで山だと思っていた風景とは別世界のものでした。
登っている途中で見た高千穂峰の山尾根から登る朝日。
もう、神々しいの一言です。
こちらはパノラマで撮影。
御鉢を登り切ったところから下を覗いた風景。
地球の凄さを感じるとともに、
一歩間違ったら命はないなぁ〜と気を引き締め直し、
残りを登り続けます。
御鉢から高千穂峰までの馬の背を過ぎてからの分岐点。
前方に見える高千穂峰をこれから登ります。
相変わらずの砂利道ですが、
枕木や土のうなどで少しは登りやすかったです。
無事頂上へ到着!
鳥居の向こうに見えるのが坂本龍馬が引きぬいたという天の逆鉾。
今は違うものが刺さっているのしょうが、
龍馬が見た風景と同じ風景を見ていると思うとちょっと感動。
よく草鞋履きでしかもお龍さんを連れて、
よく登ったもんだなぁ〜と関心しました。
逆鉾はもっと大きなものを想像していましたが、
わりと小さいものでしたよ。
スタートしてからの経過時間、1時間3分ほど。
大体予想通りでした。
登ってきたルート。
天気もよく最高の気分です。
今まで山に行くと早く走ることをメインに考えてきたけれど、
ちょっと考え方が変わりました。
山を早く走る。それだけじゃホントもったいないわ!
この絶景の中、
山の師匠のOBTくんおすすめの補給食、
コスパ最高、しかもカロリーもバッチリ補給できる食パンを持って、
大自然の中で食べる気分と言ったら最高っすな!!
でも、写真撮るの忘れた〜(´・_・`)
今度山にのぼるときはコーヒーも飲めるように準備しよう!
これも楽しみの一つですね。
それと僕はドコモユーザーなのですが、
頂上からバッチリ使えましたよ。
コース途中使えないところがあるかもしれませんが、
頂上からならインスタへサクッと画像を送れましたよ。
そしてお約束のショットを撮影し下山するのでした。
走っているところを撮影したくて、
初めてのタイマー撮影。
しかし、iPhone6はサイドがラウンド型なので、
うまく自立しないことに気が付き四苦八苦しながら何とか成功。
まぁ、それっぽいでしょ( ̄▽ ̄)
下る途中登ってくるご老人とご挨拶。
初めて登ったことや、登りにくい山道ですねなど他愛もない挨拶を交わした後、
普段はランニングが中心で初めて登山に挑戦したことを告げると、
ご老人のお孫さんが、
今年、箱根駅伝の4区を走ったことや、
10月に松江で行われる選考会に応援に行くのだとか教えてもらい、
「へぇ〜、凄いな〜」なんて半信半疑で伺っていたのですが、
帰って調べてみると本当にそうでした(゜o゜;
永山選手もすごいですが、
僕からすると結構なお年なのに、
山へ登り続けているおじいちゃんのほうがカッコいいと思いました。
この間お孫さんが帰郷された時、
「じいちゃん、一緒に山へ登ろう」と誘われ、
一緒に行ったそうです。
おじいちゃんは普段2時間ほどかけて山へ登るのだそうですが、
お孫さんのほうが当然早く登るわけで、
「じいちゃん、僕は40分も頂上で待ってたよ!」
と言われたと嬉しそうに話していたお顔が印象的でした。
来年の箱根駅伝は早稲田の永山選手を応援しようっと。
この辺り周辺ではミヤマキリシマが有名なんだそうです。
満開の頃また来てみたいです。
今回、まんまトレランの装備での登山でしたが、
全然大丈夫でしたよ。
靴もトレランシューズでバッチリでした。
ちょっと早く降りてきてしまったので、
登山口の高千穂河原自然研究路を練習を兼ねて3周回りました(^_^;)
ここにはいつも来れないけれど、
適度なアップダウンがあり練習におすすめですよ。
帰って家の人にこの事を伝えると、
あんたバカじゃない?(;´Д`)
と言われることは容易に想像つきますが‥‥(^_^;)
下は登山した日のSUUNTO MOVIEです。
あくまで自分の備忘録として載せておきます。
あと、そうそう駐車場ですが、
係員さんがいない早朝だと駐車料金500円払わなくても駐車出来ますが、
ちゃんと車のフロントガラスに退出するときお支払い下さいと注意書きが貼られます。
何名かそのままスルーして駐車場を出て行っている人がいましたが、
山を愛するものならば、
そのお金は山に使われるのですから、
きちんと払ったほうが気持ちが良いですよね。