えびのエクストリームトレイルのロングコースは、
スタート地点のピクニック広場を起点に8の字になっているようなコースです。
前半は南側へコースがあり、
ピクニック広場へ戻ると今度は北へコースを取り、
白鳥温泉まで行って再度ピクニック広場でゴールというコースです。
最初に出場したのが2014年に行われた第2回大会のショート。
この時人生初、きつくて死ぬかと思った体験からドM根性に火が付き、
トレランにハマってしまったのでした。
ここからのコースはもう勝手知ったるコースです
どれだけキツイということが‥(;´Д`)
でも今回自分の中で変わったこともあります。
それは人とあまり比べなくなったということ。
恥ずかしい話、
ちょっと前までは抜かれるとすごく悔しかったのですが、
なぜだか今回はその気持があまり起きない。
ついに悟りの境地へ一歩近づいたのか!とも思いましたが、
もちろん、そんなことはありません。
そのせいか、
今までよりもずっと軽い気持ちで走ることが出来たように思います。
どんなにきつくても今できることを精一杯やり通す。
人と比べても意味が無い
この2つに気付いた今大会は私にとって大きな収穫でした。
[公式サイトから画像を掲載しています]
あれだけキツかった身体も登りはさっぱりですが、
下りはなぜだかどんどんイケる。
よし、白鳥温泉まで下りだから行けるところまで行ってやろう。
そう思って白鳥温泉まで頑張りました。
何とか到着した50.5キロ地点の白鳥温泉下湯エイドステーション。
ここで気持ちを入れ直し、
食欲はあまりなかったけれど、
お腹が空いてきていたので持参のおにぎりを1個食べ出発。
さぁ、あと12.5キロ。
ここからの登りコースが最後の難関ですが、
できることを精一杯やるだけです。
上りに入ってからはもう走る事ができず、
できるだけ早く歩くことを心がけて一歩一歩歩を進めます。
もう、何人にも抜かれましたが、
気にせず道を譲り登り続けました。
ここが一番きつかったはずなのにあまり覚えていません。
やっとこさ御池周遊道へたどり着き白鳥山へ。
ほんとうに綺麗でした。
がんばった自分へのご褒美。
こういう景色とゴール後のコーラやビールのためにヘンタイ行為をやっているとしか思えません。
白鳥山を下るとゴール間近。
すでにゴールを迎えようとしているランナーへのアナウンスが聞こえてきます。
最後は石段が続くので、転ばないように、捻挫しないように気を付けて下ります。
そしてゴール!!
ホント、キツかった。
でも、楽しかった。
目標は達成できませんでしたが、
課題が見えトレーニングの方向性が見えたので良しとします。
登りをなんとかしなくては!
また、来年もチャンスがあれば是非出場したいと思います。
もし、出ていな方がいらっしゃったら是非、チャレンジしてみてくださいね。