明日で震災から1年が経ちます。
あの金曜日の14時46分。
私は事務所の小さなテレビを食い入る様に見ていました。
「なんだかよくわからないが、大変なことが起こってしまった。」
そう思いながらテレビを見続けました。
東北にいる知人に連絡をするも連絡がしばらくとれず、
とにかくなにかできることと思い募金をしました。
しばらくするとテレビは同じコマーシャルばかり。
「ポポポポーン」だの「コダマデショウカ」だの。
すると原発が爆発し、
もうほんとうにヤバイと感じました。
官邸の右往左往。
原子力保安院という聞きなれない役所の人や、
東電の人たちの無責任なようにも見える態度。
だんだんとテレビが嫌になって、
ラジオばかり聴くようになりました。
ラジオで感じたのは、
音楽の素晴らしさやツイッターなどのSNSの力でした。
私は小さな存在です。
直接被災された方々へ何かをすることはできません。
でも自分にできることをちゃんとしようと思うようになりました。
まず忘れないようにしよう!そう思います。
少しでも困っている人たちに光が見えるように。
そのためにも忘れないようにしないといけない。
そして小さくてもいいからきちんと声を出していきたい。
そう思って迎える明日です。