「遊ぼう」っていうと
「遊ぼう」っていう。
「ばか」っていうと
「ばか」っていう。
「もう遊ばない」っていうと
「遊ばない」っていう。
そうして、あとで
さみしくなって、
「ごめんね」っていうと
「ごめんね」っていう。
こだまでしょうか、
いいえ、誰でも。
昨年3.11以降一時期良く聞いた詩です。
今日ラジオを聞いていたら、
この詩がふと流れてきました。
あらためて自分の声で音読してみると、
しみじみといい詩ですね。
10ヶ月経つと随分と忘れているものです。
なんでもかんでも覚えていたら、
辛くて生きて行けないだろうけれど、
なんでもかんでも忘れすぎじゃ無いだろうかとも思いました。
音読ってとても良いのだそうです。
テレビのCMで流れていた詩は、
言葉として捉えられていなかったように思います。
自分の声でこの詩をあらためて読んでみると、
心にじんわりと沁み込んでくるような
なんともやさしく、
どこか切ない気持ちになります。
人を思いやる気持ちを忘れないように、
この詩をまた思い出したいですね。