長い目で見たビジネス

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今朝の朝日新聞に「ポカリ、インドネシアで人気」という記事が載っていました。
ポカリスエットを製造・販売するのは現地法人の、アルメタ・インダ・大塚(AIO)という会社です。

大塚製薬がインドネシアで本格的にポカリスエットを販売しだしたのは、
アジア通貨危機が起きた1997年だそうですから、
もう14年ほど続いているのですね。

最初は点滴用の輸液で進出していったそうですが、
地元関係者から「ポカリも売れるのでは」と声がかかり本格進出したのだそうです。

当時のインドネシアでは
健康飲料というカテゴリーの商品はまだ認知されておらず、
ミネラルウォーターの約3倍もの価格のする商品を売るために、
現地法人の社長は「長い目で見たビジネスを考えた」と書いてありました。

約50名ほどの現地の販促員達が販路を広げるために取った方法は、
病院を手始めに足で稼ぐ地道な営業活動だったのだそうです。
その甲斐あって2004年の熱帯病のデング熱が大流行したときに、
「健康飲料」としてポカリの知名度が広がったのだそうです。

そしてインドネシアといえば人口2億4千万人で世界最大のイスラム教国でもあります。
イスラム教といえば有名なラマダン(断食月)があり、
気候とその厳しい修行による健康面への配慮から
飲食のできる夜間にポカリスエットを飲むようにすすめるために、
礼拝帰りの人たちにサンプルを1つずつ配ったのだそうです。

その努力のかいあってアジアでは突出した市場になったのだそうです。

日本よりも蒸し暑く、
そして日本にはない文化習慣だからこそ売れたんですね。

日本がダメだからといって海外へ市場開拓をしても困難が待っているのは容易に想像できます。
そんな時にこそ長い目で見ることが大切なのでしょうね。
何事も変化しながら続けること。
そういうことをこの記事を読んで感じました。

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コメント

  1. nazobijyo より:

    14年前のインドネシア仕事で行きましたよ~
    バリ島でしたが、ここでソフトクリーム屋を開きたいと思った記憶が蘇ってきました
    湿度の高い暑い国ですよね!大塚製薬も地道な販促活動の賜物だったんですね!
    立派です

  2. dachan12 より:

    こんばんは。
    ポカリ、カタカナなので、海外でも普通に売られていると思っていました!
    日本ならではの飲料なのですね(^_^)
    体の浸透圧(でしたっけ??)に近いとCMしていますが、理にかなった製品なら、海外でも受け入れられて重宝されるのですね。
    cool japan☆彡

  3. tegecat より:

    バリ島でソフトクリーム屋ですか。
    nazobijyoさん野心家なんですね~。
    面白いです。

  4. tegecat より:

    ポカリスエットのネーミングの由来は造語だそうです。
    以下大塚製薬のよくある質問から転載させていただきます。

    「ポカリ」は、語感の軽い明るい響きを持つ言葉としてつけたもので、特別な意味はありません。「スエット」は「汗」の意味で、水分やイオンの大切さを訴える意味で、からだから目に見えて失われる「汗」を表しています。

    なんだそうです。

    ちなみにポカリの思い出というと、
    1リットルのボトルと顆粒のポカリスエットですかねぇ。
    学生の頃夏になると試合なんかになると決まって持って行っていました。
    溶け始めはめちゃくちゃ濃ゆくて、
    最後になると氷水('A`)
    あ~懐かしいです。

  5. nazobijyo より:

    そうそう、ポカリスエットは豚用に提案したのに、人間用になったんだと
    知り合いの獣医大学の教授が大塚製薬に儲けやがってって言っていました。
    豚用って聞いていたので未だに飲む気がしません^^;

  6. tegecat より:

    おぉ~それは知りませんでした。
    人が喜ぶことやモノって、
    想像もしないところにあるものなんですねぇ~。
    だから面白いんですけどね。

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