仕事ってお金のためだけじゃなく困っている誰かとの関係性のためにするんだよね

働く意味

今年やってみて良かったことがあります。唐突に書き出しましたが、これが本当に良かったんです。それは何かというと

「仕事中にやっていることは、どんなことも全て仕事なんだと思う」ことです。

これまで私はお金につながることが仕事で、お金にならないことは仕事じゃなく無駄なことだと思っていました。
だから出来るだけお金につながることにだけ時間を使いたい。お金につながらないことは出来るだけしたくないって思っていました。

例えば移動時間や経理作業、単に人から聞かれる質問(ググりゃわかりそうなこと)などなど。(俺はなんて自分勝手なやつだ。)本当にそう思ってやってきました。今思うと恥ずかしいです。

どういうわけだか、あるときそれら全てを仕事だと思うようにしました。するとイライラが減り、人に対しても少しずつではありますが寛容になっていったのを感じることができました。

知らず知らずのうちに僕は自分の時間を、お金になることとならないこととで分けていたのです。お金になることは価値があることで、お金にならないことは無価値だと。

でもこれだとお金のために働いているということになります。お金のために仕事してお金のために我慢することになります。
あんまり楽しそうじゃありません。楽しそうじゃない人は笑顔になれません。笑顔じゃない人のところには人が寄ってきません。

つまりお金のために仕事をしちゃいけないんです。じゃ、何のために仕事をするのかというと、感謝のためにやるのだと思います。困っている人のために仕事をして感謝を得るために仕事をするのだと思います。

お金のために仕事をするとお金だけが目的になるので、誰かを騙しても、誰かに酷い事をやっても、恨まれても大丈夫です。お金が入ることが目的だからです。でもこんなやり方はきっと続きません。そんな人とは付き合いたくないから関係が途絶えてしまいます。そうするとまた別の人を探して、お金を得ようとします。

しかし、感謝されると関係が良くなるので、また同じ問題が起きたらお願いされます。関係が深くなります。紹介もあるかもしれません。そうやって少しずつですが関係が広まっていきます。

話が少し脱線してしまったかもしれませんが、ここで少しまとめておくと、誰かに何かをしてあげるということは、それ自体が関係を作っているということなので、お金につながらなくても、無意味じゃないということが言いたいのです。

人との関係の継続が信頼につながっていくのだと思います。そう考えるとそれを金勘定で測ると、信頼が薄れちゃいます。結局お金に囚われているうちは、いい仕事なんかできないってことなのではないでしょうか。働くって生活の為だけじゃなくより良く生きる為にも大切なことだと思います。

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この記事を書いた人

パソコンとネットの何でも屋さん兼農家見習い中
2021年に奥さんに腎移植して人生の価値観が大きく変わりました
何が起きても諦めずに生き抜く力が一番大切
時々ブログも書いてます

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