ニフクラレンタルサーバーからさくらインターネットにドメインとサーバー移管をした備忘録

ニフクラレンタルサーバーをご利用のお客様がいらっしゃって、そこのホームページ管理を行っているのですが、今時の機能が充実しておらずその上割高な価格でしたので、ホスティングサーバーの変更のご提案を行うことにしました。

今回のケースはホームページは会社情報がわかれば良いくらいの運用ですが、ドメインメールを25個くらい使っていらっしゃるため、メールの運用に気を使いながらの作業となりました。

変更するホスティングサーバーのご提案

まず使用するホスティングサービスのご提案として、さくらインターネット、ロリポップレンタルサーバー、Xサーバーをご提案しました。

それまでニフクラに毎月7000円弱支払っていたとのことでしたので、コスト面で言うとさくらインターネットで月額500円弱。Xサーバーで契約期間にもよりますが1000円ちょっとですので、価格の差に経営者の方も驚かれていました。

ご提案したサーバーは現在、他のお客さまのところで運用しているサーバーでしたので、どれも自信を持ってご提案できるものですが、使用規模から言ってさくらインターネットで十分だと判断し契約してもらいました。

メールアカウントの準備

まずはさくらインターネットと契約していただき、サーバーコントロールパネルで既存のメールアカウントを設定します。

次に事務所内のPCに作成したメールアカウントを設定していきます。

クライアント様ではOutlookとLIveメールの混在でした。しかも今回PCの内10台ほどを新しものに変更したため、メールデーターの移行も含めて行いました。Outlookのメールデーターのエクスポートは簡単にできましたが、Liveメールのデーターエクスポートがうまくできず、調べてみるとなかなか難しい状況なのがわかりました。その辺りは別の機会に書きたいと思います。

全てのPCにニフクラアカウントとさくらアカウントをOutlookに用意して、これでメールの設定は終了です。

Webサイトの移行

次にホームページのデーター移行です。

ウェブサイトはWordPressを使って運用していますが、会社概要程度でデータ量は小さかったので、All-in-One WP Migration というプラグインを使って簡単に移行しました。

さくら用のURLで表示を確認して作業終了。

ドメインを移管

まずドメイン移管をする前にWho is情報がどのようになっているか調べます。今回はgTLDドメインで、レジストラ(ドメインの上位組織)がJPRS(株式会社日本レジストリサービス)だったので、Authコードも必要ありませんが、念の為管理アドレスが現在受け取れる状況にあるのか確認します。

上位レジストラがJPRSでない場合は、Who is情報に記載された管理メールアドレスに、Authコードが記載されたものが受けそれを使って承認します。

次に現在ドメインを保有しているニフクラにロックを解除する申請をします。これで次に移管する、さくらインターネットがJPRSに申請した場合移せるようになります。

ニフクラコントロールパネル
ニフクラのコントロールパネル

ニフクラのコントロールパネルにログインし、ドメイン管理をクリックします。

ドメイン転出設定

赤枠で示したドメイン転出設定のボタンをクリックします。

ドメイン転出設定を許可するに変更

標準では許可しないになっているので、許可するにして次へをクリックします。ここまで行ってニフクラの作業は終了です。

次に下記リンクの流れに沿ってさくらインターネットで移管作業を行います。

移管申請を行い決済を行うと登録しているマスターメールアドレスに、転入完了のメールが来て作業終了です。

DNSの書き換え

ドメインの管理がさくらインターネットに移ったら、今度はネームサーバーをニフクラからさくらインターネットに変更します。これを行わないと管理が移っただけの状態なので忘れずに行ってください。
詳しくは下記リンクをご参照ください。

ネームサーバーを書き換えたら次第にホームページの表示がおかしくなったり、メールがさくらインターネットのサーバーを経由して受信するようになります。

Webサイトの表示がおかしくなった

ドメインでWebサイトを表示させると表示しません。

調べてみるとドメインがsslで接続できていないためとわかりました。それでさくらインターネットで無料で使えるSSL機能Let’s Encryptに登録しようとしましたが、IPアドレスが利用中のサーバーと異なるという理由で使用できず、ホームページの表示ができませんでした。

仕方なくWordPressの設定でサイトアドレスをさくらインターネットのもの(xxxxx.sakura.ne.jp)に変更して表示させました。翌日には無事設定が行えドメインによる表示ができました。

さくらの無料SSL
DNSサーバーが書きかわらないので証明書が登録できない

以上で作業終了!

Webサイトの表示も速くなりWordPressでパーマリンクの変更等できなかった問題も解決できよかったです。

コスト面でも年間84000円弱かかっていたものが、6000円程度に抑えられるようになったのですから、お客さまも大変満足しておられます。

昔NTT系の営業が回ってドメインまで取得して、Webサイトやドメインメールの管理には、そのくらいのお金がかかると思っている経営者の方って多いと思います。会社の中でもそういうことに詳しい人がいないと中々移管作業まで辿り着きませんが、機会があればこれからもご提案していこうと思いました。

この記事を書いた人

tegecat

Webや動画の製作、PCに関することを仕事にしています。また、トレイルランニングや野菜づくり、料理なども楽しんでいます。