ベトナム旅行記 — 2日目

イケメンブッダ

この旅行は2015年1月にベトナムに旅行に行った時のことをメモに書いていたものを、ブログに書き起こしたものです。当時の記憶を辿りながら自分の記録としてブログにアップしています。

目次

旅行2日目

今日はオプションツアーのメコン川クルーズの日。
朝8時30分にガイドの人がホテルに迎えに来て出発。

ベトナムの車窓

メコン川は南部のデルタ地帯にある川で、中華人民共和国南西部に源流を発し、東南アジア5カ国を流れる国際河川で、最後ベトナムを通って南シナ海へとつながっています。河口付近はメコンデルタと呼ばれ、ベトナムの米生産量の半分以上を占める農漁業地帯だそうです。

行きがけガイドさんからベトナムの暮らしをいろいろ聞きました。(2015年当時の話です。)

  • 男性の平均月収は約30000円。
  • 子供はあまり多く産まず、同居もしない。
  • 家族構成に関しては日本と同じ現象が起きていて核家族化が進んでいる。
  • 北部の人は長男が親を見るが、南部は末っ子がみる。
  • 仏教徒が国の約9割。
  • 学校が始まるのは朝の6時30分。
  • 朝昼は外食中心。
  • 夜は米飯を中心としたもの。
  • 家電は日本と同じで全てある。
  • 道端の露天には税金がかからない。
  • 北部中部から多くの人がホーチミンに出稼ぎに来る。
  • 旧正月2月19日前になると多くの人が、おみやげをチャイナタウンに買いに来る。
  • 出稼ぎに来る女性の中は娼婦になる人が多く、年を取ってくると値段が安くなるので、自分でバイクに乗って派手な格好で客引きする。
  • バイクで客引きするぶんには法律に引っかからない。
  • バイクは約150000円くらいでほとんどの人がローンで買う。
  • 携帯は一括購入のみで日本のように2年の縛りなどはなく、機種を買ったのち通信キャリアのSIMを別に買う。
  • ハノイからホーチミンまで列車で約29時間かかり、高速鉄道は無いとのこと。
  • 高速道路が一部しかない為バスでの移動だと3日間かかる。
  • 移動手段として飛行機もあるが運賃が高いため普通の人は使わない。
  • 兵役が1年半あり27歳までに受けなければならない。しかしお金を払えば免除される。(※2016年に改正兵役法が行われ現在は違っています。)
  • ベトナムは極端な賄賂社会。
  • 公務員はコネがなければなれない。
  • 公務員の中でも人気があるのは交通警察官。しかし給料が安いため検挙した人から貰う賄賂で稼いでいる。検挙された人は罰金を支払うことは無くほとんどが交通警察官に賄賂を支払っている。金額の相場はおよそ罰金の半分。
  • ベトナムは旧暦で1年が進む。
交通警察の方
噂の交通警察官

などなど日本にいてはわからないことをたくさん聞けてすごく面白かったです。

寺院の前で

そうこう話をしているうちにお寺に到着。

イケメンブッダ
イケメンブッダ
巨大布袋さん
笑顔が素敵な布袋様
ガリバーみたいな涅槃像
涅槃像は改修中でした
派手好き
痩せている仏様

ベトナムのお寺は日本のそれとは少し趣が違う様子で同じ仏教でも似て異なるものだと思いました。仏像も日本のように静かに微笑んでいるような感じではなく、カラフルでイケメンの大仏やら布袋さん、涅槃像が迎えてくれてお寺というよりテーマパーク的な印象を持ちました。

バナナのお菓子

ガイドさんから「寺院に入るとき靴を取られることがあるので注意してね」と言われ、こういう点も日本のお寺とは違うなぁ〜と実感。お寺を出て食べたバナナをお米で包んだものが美味しかったです。

その後メコン川クルーズへ。

メコン川クルーズ
メコン川クルーズ
メコン川クルーズ

細い水路のようなところを船で進んでいくのですが、正直あまり印象に残っていませんでした。

トロピカルフルーツ

下船すると盛りだくさんのフルーツや、お土産屋さんがたくさんある所を通っていく感じはどこも同じなんだなと思いました。

メコン川クルーズを終えると移動しレストランで昼食。ここは観光客がバスで運ばれてきて食べるようなレストランで期待薄な印象。

象耳魚
象耳魚(カー・タイ・トゥオン)の唐揚げ
ベトナム炒飯
ベトナム鍋
ベトナムレストランにて

メニューは象耳魚(カー・タイ・トゥオン)の唐揚げと、お餅をフライにしたものや、炒飯、鍋などでした。お餅は美味しかったけど、魚の生春巻きはイマイチでした。もうこのくらいから、味に飽きが来ていて何か別のものが食べたくなってしまいました。

店内には日本の皇太子(当時)の写真がありこのお店に立ち寄られたようでした。

レストランを後にして高速道路に乗りホテルまで。

ツアーのオプションでホーチミンの観光ガイドを頼む予定だったけれど、今日ガイドをしてくれた方がとても感じのいい人だったので直接ガイドをお願いすることにしました。

価格交渉をしたところオプションツアーの価格では8時間で90ドルだったけど、半分以下でいいとのこと。それでも嬉しそうだったので、ツアー会社を通してもらっている金額って一体いくらなんだろう?って思っちゃいました。

バスの中でガイドさんからベトナムの暮らしのことの続きを聞きました。

ベトナムバイク
二人乗りは当たり前
ベトナムバイク
人気はホンダ車らしいです
  • 雨が降り出すとバイクの人たちはかっぱを着る。
  • 露天の人たちは取り締まりが来ると、蜂の子を散らしたようにどこかに逃げる。
  • 道路の舗装技術が低いためか、どこの道路もガタガタ。これは舗装技術もあるが賄賂のせいで、予算が足りないからだとか。
  • 走っている車はトヨタが多い。
  • バイクは圧倒的にホンダ。それからヤマハ。

などなどやっぱり面白い話が聞けました。現地の人からこういう話が聞けることが一番楽しいですね。それにしても今日のガイドさん日本語がめちゃくちゃ上手です。どこで覚えたのか聞いたところ、ベトナムの日本語学校で習ったのだとか。日本の情報は観光客から聞いて知ったのだそうです。割といろんなことを知っていました。日本には行ってみたいが、お金がかかりすぎるので夢と語っていました。最近では日本人観光客が減ってきたので、日本語を覚える人は少なくなって、韓国語や中国語を覚える人が増えてきたのだそうです。

それにしても母国語と日本語がこんなに話せるのに、それほど稼げないなんて、日本人でいる我々は幸せなんだなぁ〜と実感しました。日本人なんて日本語しか話せない人ばかりですものね。いつまで日本って国は豊かなんだろう?って考えさせられました。

夜は日本の知り合いから紹介していただいたSさんという日本人の女性と食事の約束をしていました。会うのは初めてでベトナムに来る前にFacebookで何度かやり取りをしたくらいでした。おみやげに持っていったうまかっちゃんをとても喜んでくれたのが私としてはとてもうれしかったです。(彼女は福岡県人です)

ベトナムの居酒屋

お会いすると今夜行くお店は高級店と居酒屋を用意してるけれどどちらがいいですか?と聞かれたので、迷わず居酒屋をチョイス。

ベトナム炭火焼き
ベトナムもこういう料理がありました
カエル料理
意外にも美味しいカエル料理

そこは炭焼きなんかもあり、ちょっと日本っぽい感じ。ちょうどベトナム料理に飽きていたので意外といろいろあるんだなと思いました。焼き物などを色々注文してくれて炭焼きでいただきました。焼き肉で出てきた肉は牛肉と山羊のオッパイやカエルなど。カエルにタレを塗って焼いたものが特に美味しかったです。

みんなで記念撮影

おそらく現地に住んでいる人とじゃなきゃ行かないようなお店だと思うので貴重な体験でした。

Sさんと別れてホテル近くのスタバでコーヒー飲みながらみんなでしばしお話をして、ホテルに戻り就寝。

今日もめちゃくちゃ疲れた。
ホーチミンに来て思うけど元気をもらうより、すごくエネルギーを使う街という印象。さぁ、明日はどんなことがあるかな?

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この記事を書いた人

パソコンとネットの何でも屋さん兼農家見習い中
2021年に奥さんに腎移植して人生の価値観が大きく変わりました
何が起きても諦めずに生き抜く力が一番大切
時々ブログも書いてます

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