出来ないことは出来る人にお願いする

まず背負い込まない

これまでできるだけ自分たちだけで問題を解決しようとしてきました。

だって、誰に頼めばいいかわからなかったし、そんな人どこにもいないし、第一申し訳ないし。

しかし今回、腎移植をすることになって誰かに頼まなくちゃ、なんにもできなくなってしまいました。

それで、考えたのが移植手術を受けることを隠さないで、できるだけ周りに言うというということでした。

で、おそるおそる伝えてみると、すっごくどん引く人もいれば、適合出来てよかったねと喜んでくれる人もいたり、無関心な人もいたし、本当にいろいろでした。

決断するのに正直、迷ったこともあったりと二人では大変な決断だったので、もっと感動してほしいな!と思ったことも無いわけじゃないですが、僕たちとは共有するものも違うし、そもそも腎不全になった人やその患者のいる家族の気持ちなど、そうでない人にはわからないことです。

だからいろんな反応があっても全て正しいし、間違いじゃないってことに気が付きました。

そこからは気が楽になりました。

お返しはその人だけじゃなくってどこかの困っている人にしたらいい

それともう一つわかったことがあって、それは何かというと個と個の関係です。

これまでなぜ?人に頼まなかったかというと、

自分と他人を個と個の関係で見ていたと思うんです。

だから、頼んだらそれ以上にお返ししないといけないと思っていたし、次も頼もうと思ったらもっと返すことばかり考えていました。

でも、そうじゃないって気がついたんです。

私と繋がっている関係は個と個じゃなくって個と周りだってことに。

自分がしてほしいことをちゃんと周りに伝えておくと、それをいとも簡単にクリアしてくれる人っています。

報酬なんか必要もなく逆に喜んでしてくれたりするときもあります。

もちろんその人に感謝の気持ちは伝えるんだけど、そのもらったパワーみたいなものは、直接返すだけじゃなく、世の中の困っている人へできることで問題を解決していけばいいんだってことに気が付きました。

その時、かかった費用を請求したり、報酬をいただくのは全然問題ないと思います。その時の適正なお金を貰えばいいと思います。

気持ちの循環をお金で縛っちゃうと、関係がしてくれた人にだけなっちゃう。それだと広がらない。

それよりも自分ができることで誰かの困っていることを解決してあげると、エネルギーの循環と言うか良い連鎖が生まれてきます。

うまくまとめれていないような気がするけれど、それに気がつくことが出来ました。

あと、してもらったらしっかり受け取りましょう。

「ありがとう」って心から感謝するだけでした方はめちゃくちゃ嬉しくなるもんです。

昨日こんな事がありました。

退院して奥さんが3ヶ月ほどベッドでの生活をしなくてはいけなくなり、介護用ベッドをレンタルしなくてはいけなくなりました。

で、何か行政の方で補助してもらえる方法はないかと、役所に問い合わせたところ、介護保険以外では無いという回答だったので、ネットでレンタル費用を検索していたら、まあまあのレンタル料でした。

でも、絶対にいるのでこれくらい必要なんだなと思っていた時、介護の仕事をしている友人を思い出し、とりあえず事情を伝えたら、介護でいつも使っている業者を知っているから、そこでどう?ってことになりすんなり問題解決。

もう、感動して(T_T)

その上「そんなことは私たちにとってはどうってことないこと。このようなことで困ったらいつでも言ってね。」と言ってくれました。

もちろんこの方への感謝の気持は忘れないし、出来るときにお返しはするのですが、これまでと私達が変わったことは、その方だけじゃなくってこれからは、その感謝の気持を困っている人に返していけばいいんだなと言う気持ちになれたことです。

困ったらちゃんと周りに伝えて、与えられたらちゃんと受け取る。

そしたら次は誰かが困っていたら無理せず出来ることで解決してあげる。

その連鎖がいくつもあったら世の中ってすごく生きやすくなると思うんですけど、そう思いません。

この記事を書いた人

tegecat

Webや動画の製作、PCに関することを仕事にしています。また、トレイルランニングや野菜づくり、料理なども楽しんでいます。