最近すぐ目がつかれるので本を読むことから遠ざかっていたのですが、この本はめちゃくちゃ面白くって一気読みしてしまいました。
ストーリーは前編と後編とに別れていて、中高年の方が前編を読むと共感すると思うなぁ~。
こんなはずじゃなかった!
でも、年齢とともにどんどんリスクを取れなくなってきているし、今更別の仕事に挑戦しようなんて勇気は無い!
そう思っている人って多いと思います。
あれっ?
オレもっとやれるはずだったのに?
なぜ?って
タイトルは「上京物語 僕の人生を変えた、父の五つの教え」とあるように、父親が上京していく息子へ贈る内容なのだけれど、父親世代の私達の方にもグサグサ刺さる言葉がたくさんあります。
興味を持たれた方は是非手にとってほしい1冊です。
しかし、昨年から自分がそう思っているからなのだが、偶然とは思えないくらい自分の本心の突いてくるものや出来事に遭遇します。
そのたびに、
こういうことなんだな。
これが一番やりたかったことなんだな。
間違っていなかったんだ。
と思わされます。
今まで思っていた常識(普通)の外から今の自分や社会を見つめ直すと、その中にいたんじゃ幸せになれないと思うし、こんなはずじゃなかったって人生が終わってしまいそうです。
- 人と比べる
- お金で成功を計る
- 失敗を恐れて何もしない
これらは私達が常識と思っている殻の中にあることです。
しかしこれらの考えに囚われていては、これからの世の中はすごく生きづらくなっていくと思います。
殻を破って外に出るのはすごく勇気のいることですが、自分の人生をほんとうの意味で生きるためにも、シンプルに目的を見つめ直して小さな挑戦を続けていきたいと思った1冊でした。
