送料を払わずに自分だけ得しようとすると‥‥

ネットでお買い物しています。
AがつくところやRがつくところ。
個人がやっているところでももちろん欲しいと思うものがあれば、
当たり前のように買います。

もちろん、何でもかんでもではなく普段のお買い物と同じように、
特別なことではなく便利に買い物をします。
そういう中で買うか買わないか決める大切なことの一つとして、
送料があります。

普通に支払うとバカにならない送料。
昨今、ヤマト運輸が値上げをしてから、
どこも安くはなくなりました。

それでも、「◯◯円以上お買上げのお客様は送料サービス」なんてやっているところもあるので、少しでも安く欲しい商品を買おうと思って、あちこち探して購入してしまいます。

でもね、ちょっと待ってください。
買う人が安く買ったその送料0円って誰が払っているの?

運ぶ運送会社は決してあなたがたくさん買ったからと言って、ダタにはしてくれません。
販売しているお店がいくら以上買ってくれて、
利益がこれだけ確保できるから送料分値引きするつもりで、
そういう見せ方をしているだけなんです。

これって、理にかなっているように見えて、
回り回って商品を買った人の首を締めていないか?

誰かがAとかRとかで安く、しかも送料無料で買うと、
それと競争するためにちょっとくらい利益が減っても安く、
同じように送料を安く売ろうとしなきゃ、
競争相手もモノが売れなくなってしまう。

いっときはいいだろうけど、
売上は上がるけど経費は変わらないから利益が減って、
お金が回らなくなってしまう。

そしたら会社を運営することができなくなってくるから、
倒産しちゃう。
倒産したら働くところが無くなっちゃうよね?

1社くらいなら別に問題ないけれど、
それがどんどん増えてくると、
安く買っていた人たちが働く場所がだんだん無くなってきちゃうんだよね。

そんな大げさなと思うかもしれないけれど、
今の世の中って、
仕組みが変わるときってものすごいスピードで変わるから、
絶対とかまだとか無いんだよね。

お金が世の中に満遍なく回るのが資本主義の根幹なのに、
情報や仕組みが1極集中しやすいという特性が現代の特徴なので、
「風が吹けば桶屋が儲かる」
なんて言ってやいられない。
風が吹けばものすごいスピードで何が起きるかわからないのが、
今なんだと思う。

そうならないためにも、
それなりにお金払わなきゃいけないってことなんだよな。

じゃないと、
誰かの犠牲の上に立っている安いものは、
いつか自分の仕事や生活を奪っていく行為につながっていく。

永遠に誰かの犠牲の上に立ち続けることは不可能なんだから、
今のうちから少しずつうまくやっていく方法を考えないと、
安いものなどもとより、欲しいものさえ買えない世の中になってしまうよ。
やっぱり、自分さえ良ければいいってわけじゃないんだな。

安いだけではダメ
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この記事を書いた人

パソコンとネットの何でも屋さん兼農家見習い中
2021年に奥さんに腎移植して人生の価値観が大きく変わりました
何が起きても諦めずに生き抜く力が一番大切
時々ブログも書いてます

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