背振全山縦走してきました

雷山山頂

以前から興味のあった脊振山全山縦走。
11月に天拝山から金山まで往復はしていたのですが、
いつかは脊振山全山縦走はしたいと思っていたので、
せっかくのお誘いだったので思い切って行ってきました。

全行程はだいたいこんな感じ。

脊振山全山縦走

JR福吉駅7時→十坊山8時10分→浮嶽9時20分→女岳10時20分→荒川峠11時20分→羽金山13時10分→長野峠14時30分→雷山避難小屋入り15時30分(小休止)→出16時50分→雷山17時20分→井原山18時30分→三瀬峠19時50分→金山20時50分→背振24時→蛤岳1時20分→坂本峠2時30分→七曲峠3時(エイド)→エイド出3時40分→九千部5時10分→平等寺の自販機6時40分→天拝山歴史自然公園10時→天拝の郷10時30分

全行程約80キロ、累積標高約6000mのハードコースです( ;´Д`)

スタートはまむしの湯

JR福吉駅からまむしの湯に移動して今回参加される方々とご挨拶と自己紹介。
みなさまどうぞよろしくお願いします。

とんぼ山と呼びます

まずは十坊山山頂まで、
これでとんぼ山と呼びます。
知らんかった!

とんぼ山にて

山頂には大きな岩があってロープと足場が作ってあるので、
登ることができます。
もちろん登りましたよ(*´∀`)

背振全山縦走

お次は浮嶽。
ここで途中合流の方が追いついてきて合流。

レジェンド伊藤

今回参加された方の中に、
トレラン界のレジェンドである伊藤喜春さんも参加されていました。
とにかくカメラを撮るおちゃめな面も持ち合わせている方でした(^_^;)
もちろん今回の練習会も完走!
凄いです!!
練習後少しアドバイスなんかもいただき嬉しかったです(*^^*)

女岳山頂

お次は女岳。
ピークが次々とやって来ます。

はがね山標準電波送信所

そして羽金山。
ここ羽金山には「はがね山標準電波送信所」があります。
このあたりから残雪が残っていて寒かったです。

はがね山標準電波送信所(はがねやまひょうじゅんでんぱそうしんじょ)は佐賀県佐賀市と福岡県糸島市の境の羽金山の山頂付近にある、日本標準時のデータを送信する標準電波JJYの送信施設(送信所)である。JJYの送信所として、福島県所在のおおたかどや山標準電波送信所とともに電波の送信を行っている。(Wikipediaより)

向こうに見えるは雷山

向こうに見えるは雷山です。
その前に雷山避難小屋で小休止します。

禁断のごつ盛り

普段だったら絶対に食べきれない量のカップ麺。
ですが、ぺろりと食べちゃいました(^_^;)
しかもメチャクチャ美味かったです。

この食料やお湯を沸かす用のコンロの用意は、
背振月例会を主催してくださっているKTK監督や奥さまが用意してくださったものです。
本当にありがとうございました。
人って温かいものを食べたりするだけで、
元気が出ますね!

ゲレンデの上りはキツイ

お腹もいっぱいになったところで再出発!
雷山山頂までの登りです。
元、ゲレンデだったのか、
めちゃキツかったです(^_^;)

雷山山頂

雷山山頂到着!

残雪がありました

お次の井原山へ向けての山道は残雪が一番多かった気がします。
ここで不覚にも尻餅をついちゃいました。
今回は一度もコケずに行こうと思っていたのに残念。

井原山山頂

井原山山頂到着!
このあたりで日が暮れてしまい、
気温も下がってきました。

もう少しで脊振山山頂です

金山から脊振山頂を目指します。
脊振山頂では風が吹くため、
体感で思った以上に寒く感じます。
自動販売機で必要な水分を補給し少し下ったところで休憩しました。

そこから蛤岳→坂本峠を抜け待ちに待っていた七曲峠へ。

七曲峠でうれしいエイド

七曲峠ではステキなエイドが用意されていました。
しかも当日はクリスマスイブということで、
サンタクロースのコスプレ付き。
午前3時過ぎにこんなステキなエイドを用意していただきありがとうございます。
只々感謝ばかりです。

ここで少し備忘録的なことを少し。

前回、天拝山から金山までの往復コースで参加した際、
胃腸を冷やしてしまい、
1週間ほど体調を崩してしまったため、
今回はレイヤリングにも気をつけてのぞみました。

前回は、寒いだろうということで、
とにかく厚着をして参加したのですが、
これが大失敗!
行動している時は少し汗ばむくらいでいいのですが、
止まったときに一気に汗冷えしてしまい、
すごく寒かったのです。

反省点として、
少し寒くても汗をかかない程度のレイヤリングを心がける。
止まったときにすぐに1枚羽織れるようにアウターを用意しておく。
ベースレイヤーとミッドレイヤーは汗抜けの良い素材のものを選ぶ。
ということを学びました。

で、今回用意したのが、
ベースレイヤーにファイントラック。
ミッドレイヤーにicebreakerのメリノウール。
アウターにモンベルのパウダーシェッドパーカーという構成でのぞみました。

ちょっと寒いかなって思っていたのですが、
歩き出すとすぐに汗ばむくらいに体はあたたまるので、
行動時にはフーディニジャケットで、
止まったときにパウダーシェッドパーカーを羽織るとちょうどいいくらいでした。
こういった経験って大切です。
以前は練習というと体力的なものにばかり目が行っていましたが、
安定して力を発揮するための準備というのも、
ロングトレイルには必要なんだと実感します。

無事、27時間弱で天拝山駐車場へゴールしました。
地図で見るとこんなところからこんなところまで来たんだなと思うのですが、
実際は付いていくことに精一杯であまり時間を感じませんでした。

来年のART完走目指してこれからも何度となく、
背振縦走月例会に参加していきたいと思います。

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この記事を書いた人

パソコンとネットの何でも屋さん兼農家見習い中
2021年に奥さんに腎移植して人生の価値観が大きく変わりました
何が起きても諦めずに生き抜く力が一番大切
時々ブログも書いてます

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