鍋つゆの市場規模を調べてみてびっくり

鍋スープの市場規模

寒くなってお鍋が恋しい時期となってきました。
近頃では鍋のスープがパックになって、
具材とスープを買ってくれば、
誰でも簡単に美味しいお鍋が楽しめるようになりました。
さて、この鍋つゆの市場ってどれくらいなもんなのでしょうか?

民間調査会社の富士経済は、
平成26年の鍋つゆ市場を17年のほぼ2倍の約340億円と予測しているとのこと!

現在販売されている鍋つゆは約500種類!
当然、メーカーも様々で、
大手調味料メーカーから、
茅乃舎やにんべんなど出汁を特色としたメーカーが参入している点も面白い点です。

鍋スープと一口に言っても、
鍋の種類も寄せ鍋などの定番商品から、
エスニック風のものやトマト鍋やカレー鍋など商品の多様化が進んでいます。
そのうえ4〜5人で楽しめるストレートタイプのものから、
一人用から楽しめる個包装のものまであり形態も様々です。

特に最近は個包装タイプが人気のようで、
メジャーどころでいうと、
味の素(鍋キューブ)
エバラ食品工業(プチッと鍋)
キッコーマン(plus 鍋)
ミツカン(こなべっち)
にんべん(こだわりの鍋シリーズ)
などがあります。

個食タイプの鍋つゆが売れている大きな理由のひとつが、調味料としての手軽さ、便利さ。

「少量で使えることから、具だくさんスープや麺類のスープ・雑炊などにまで鍋つゆの用途が拡大している。そのため家庭内使用機会が拡大し、鍋つゆ全体よりも大きく伸長している」(味の素)。

とのこと。
鍋スープと言っても鍋に使うだけではなく、
調味料の一つとして使っているんですね。

それに関係してかにわかに拡大している市場として出汁があります。
ですので茅乃舎やにんべんなど特色のあるメーカーが参入している点も興味深いです。

冬の食卓の定番といえば、シチューにおでんでしたが、
毎週食べるメニューではないような気がします。(おでんは鍋ですかね?)
それに比べ鍋料理は冬の間何度も食べるメニューだけに、
スーパーにとっても嬉しいアイテムです。
その上、野菜を美味しくたくさん食べられるので、
野菜が不足価値な現代人にとってもぴったりなメニューなんですね。

お客さんの鍋屋さんの仕事をしている関係上、
興味を持って調べてみましたが、
発売から10年そこそこで市場規模が300億円超えるってすごいですね!

あなたは何鍋が一番好きですか?

鍋スープの市場規模

食品産業新聞社
https://www.ssnp.co.jp/news/seasoning/2017/11/2017-1106-1649-14.html

産経WEST
http://www.sankei.com/west/news/141207/wst1412070002-n1.html

富士経済
https://www.fuji-keizai.co.jp/market/16008.html

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この記事を書いた人

パソコンとネットの何でも屋さん兼農家見習い中
2021年に奥さんに腎移植して人生の価値観が大きく変わりました
何が起きても諦めずに生き抜く力が一番大切
時々ブログも書いてます

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