今年はCCCに参加して念願の初モンブランを走るので、
今年はこれまでしなかったことに挑戦しようと思い、
神戸まで行って参加してきました。
でも、先立つものはかなり乏しいので、
どうやったら一番費用をかけずに移動できるか探してみると、
あった!
ヴィーナストラベル企画の「思い立ったら関西周遊の旅」という、
関西の私鉄に乗れる1000円分のプリカまで付いて、
なんと、お一人様8900円
で阪九フェリーを使い往復できる方法を発見。
そう、なんでも思い立ったら即なのである。
早速ノータイムポチリ!で完了( ̄ー ̄)ニヤリ
久し振りの一人旅。
新門司港まで奥様に送ってもらいしっかり夜のアルコールも買い込み、
いざ、2等寝室へ。
しかし、3月の連休初日ということもあり、
メチャ混み。
2等寝室ってこれですよ( ;´Д`)
寝返りも打てやしない。けど、安いからしょうがないですね。
明日は30キロほど走るのでお酒も程々にして就寝しました。
翌朝は早めに起きて淡路海峡大橋をくぐるところを見ました。
なんか得した気分(^o^)
ポートアイランド港に到着して受付場所の阪急岡本駅近くの公園まで、
余裕で到着できると思っていたのに少し遅刻。
少し待たせてしまい皆さんごめんなさい。
今回100マイルレースに出てみたいという猛者が15人も集まりました。
今回はSalomon Suunto ibsclub 神戸三宮店さんの企画ということもあり、
サロモンのシューズのためし履きも出来ました。
ちょうど合うサイズのものがなかったため断念しましたが、
残念。一度サロモンも履いてみたかったな。
今回の講師はプロトレイルランナーの丹羽薫選手です。
明るくってすごくチャーミングな方でした。
しかし当たり前ですが、速い!( ;´Д`)
そして速いだけではなく、
教え方がうまく、言っていることが私でもよく理解することができました。
講習は一緒にトレイルを走りながら、
要所要所でレクチャーをするスタイルで進みます。
まず、登りの走り方から。
内容が濃すぎてうまくまとめられないんですけど、
半分以上は自分の備忘録として書き留めておくので、
わからない方はごめんなさいm(_ _)m
登りのポイントは、
登る時足を前に出して登るんじゃなくって、
足を真っ直ぐ地面を踏んだ時の反射で、
反対の足が出る勢いで登るのだそうです。(わかる?)
つまり、足を出すと大腿四頭筋を使って上体が前傾してしまう。
こうなると、股関節が使えずに足の筋力だけで登っちゃうことになるから、
足がすぐに終わってしまうんだと。
また体がブレてしまうので、
そのバランスを取ろうとして余計な力を使い終わってしまう。
そうではなく、
軸足のハムストリングを使って、
上体を押し出す?押し上げるようにして登るのだそうです。
ちょうど頭を引っ張られるような感じで登るのだとか。
走りにおいては太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)を使うのではなく、
裏側の筋肉(ハムストリング)を使うと教えてもらいました。
それからこれは一貫して言われていましたが、
100マイル最後まで走りきるには、
ブレずに最小限の力で安定して走ることが重要なのだと。
そりゃ〜、そうだよね~。
続いて下りの練習。
1歩1歩下ると膝にダメージが残るので、
ポンポンポンと力をしたに落としていくように下るのだとか。
その時、腰が引けてしまうと滑っちゃうので、
お腹に力を入れて斜面に対して垂直に立つイメージで、
下ると滑らないとのことです。
なかなか前傾って難しいですけどね。
続いてポールを使った登りの練習。
国内の大会ではほとんどの大会でポールが使えないので、
あえて買うこともないかなと思っていたけれど、
あるのとないのとでは疲労が全く違う。
使い方としては体の前ではなく、
横について押しながら走るのだとか。
急な階段では前に2本同時について、体を引き起こす様に使うと楽に登れます。
リズムに乗って登るとすっごく楽です。
これは発見でした。
でもポールってすぐ使えるものではないです。
やっぱり慣れて置かなければ行けないですね。
ザックから出したり直したりするのも慣れが必要ですから、
早めに買って練習することにします。
最後はポールを使った下りの練習。
下りはポールなしのほうが早く走れるそうですが、
ポールを使ったほうが足へのダメージは少ないため、
積極的に使うそうです。
そう、何と言ってもゴールはずっと先ですからね。
使い方ですが、松葉杖のように前に出して体重を預けて、
船を漕ぐように下るといいとか。
これはちょっとコツを掴みました。
その後、トータル30キロほど走り、
今晩の宿泊地である神戸市立自然の家に到着しました。