今日は鹿児島県肝属郡東串良町にある、
村山製油さんに菜種油の取材に来ました。
まず菜種を細かい目のふるいにかけ、種だけ選別します。
ここでしっかり選別することが純度の高い油を取るのに大切なのだそうです。
次に直火で熱していきます。
こうやって熱することによって油が絞りやすくなります。
熱しすぎてもいけません。頃合いを見計らって絞り器に菜種を移します。
まさに熟練の技です。
2代目の村山實盛氏。現在は息子さんの博隆氏が付いています。
熱された菜種は絞り器に移されます。
そうして絞られたのがこれ。
この状態ではまだ不純物が多く残っているため、
タンクに移し1週間ほど置き、
不純物が沈殿したところできれいな部分だけをさらに濾していきます。
これは菜種の搾りかすです。
これを田んぼや畑に撒くと良い肥料になるそうです。
まさに循環農法ですね。
一週間置いた菜種油を熱し、和紙で濾して菜種油の完成。
きれいな黄金色をしています。
村山製油の皆様です。
絞られた油は1本ずつ丁寧に瓶詰めされていきます。
キャップも全て愛情込めて付けられていきます。
社長とお母様。
お忙しい中取材にご協力いただきありがとうございました。
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