売れるもの(=共感)を考える

近頃、仕事をしていてよく感じることがあります。
それは、今売れるものを考えるのってあまり意味がないということです。

トレンドを知っておくことは大切かもしれませんが、
それはもう目に見えた時点で過去のものだし、
今、売れていないように見えても、
もう、動き出しているものってあるでしょうから。

そもそも個人店で流行に乗ろうっていうのも難しい。
大手がお金と人を使ってリサーチして、
ものすごい早さで商品開発している中、
個人で日常業務をこなしながら、
商品やサービスを提供していくのは難しい。
もし、たまたま当たっても、
個人の体制じゃ量をこなしていけない。
その時だけのヒットのために資本を増やしていくのは、
あまりにもリスクが大きいですからね。

じゃあ、どうすればこれからの多様性の時代に個人でやっていけるのか?っていうと、
それは自分が大好きなことをやり続けることだと思います。
小さくても広める努力をしてもいいので、
ブレずにやり続ける。
友人が習い事をしている先生からこんな話をされたと聞きました。

包装資材のエアキャップってあるでしょ。
プチプチって言われる奴。
あれを潰すのが趣味で楽しかったらそれを続けなさい。
そしてその楽しさを追求しなさい。

まさにこれだと思います。
これだけ自分で情報発信できる世の中ですから、
自分が楽しいと思うことを、
同じく楽しいと思う人って必ずいると思うんです。
そういう人たちとコミュニティを作ってもいいし、
楽しさのレパートリーを蓄積していってもいい。
どこどこのメーカーの何っていうモデルが一番音がいいとか、
感触がいいとかそれはそれでおもしろそうでしょ。

別にプチプチに限ったことだけじゃないんですけど、
「自分の楽しい」と本気で向き合ってみることが、
一番売れるもの(=共感)を生むことに近いんじゃないでしょうか?

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この記事を書いた人

パソコンとネットの何でも屋さん兼農家見習い中
2021年に奥さんに腎移植して人生の価値観が大きく変わりました
何が起きても諦めずに生き抜く力が一番大切
時々ブログも書いてます

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