セブン&アイ・ホールディングスが通販大手のニッセンを買収しました。
「これからは過去にない異質な変化の時代がやって来る。オムニチャネルを軌道に乗せなければ成長はあり得ない」
(鈴木敏文・セブン&アイ・ホールディングス会長)
このことは非常に興味深かったです。
オムニチャネルとは、
あらゆる媒体を使って顧客にアプローチしていくこと。
顧客側から見ると、
「今自分が欲しい商品がどこにどのくらいあるかを簡単に探せて、
欲しいだろう商品も適切に薦めてくれて、
一番自分にとって望ましい入手方法を選択して購入できる」という価値なんだそうな。
顧客にとっての情報が、
データベース化され、今欲しい物がどこにどれくらいの価格で売っているかわかり、
これを買っている人はこんなのも買っているよ。
その商品のレビューはこんなんだよともっと的確に、
薦めてくれるようになるのだそうです。
さらに買いやすさの選択として、
自宅近くのコンビニで好きな時間に受け取れるのもメリットが大きいですよね。
顧客が今何を欲しているのか(潜在的にも)、
その情報自体が最も勝ちがあり、
リアル店舗とオンライン上での在庫と流通量を管理できるようになるので、
販売側から見ても相当にメリットが大きい。
てか、今の買い物事情ってネット販売抜きには考えられませんが‥‥。