松江市の教育委員会が「はだしのゲン」について、
「描写が過激だ」として松江市教委が昨年12月、
市内の全小中学校に教師の許可なく自由に閲覧できない閉架措置を求め、
全校が応じていたことが分かったそうです。
この記事を読んで正直ビックリしました。
僕達の頃は逆に読めと言われたものが、
ある価値観によって間逆な考え方を押し付けられるのってどうなんだろう?
「はだしのゲン」は原爆の悲惨さと人間の怖さを描いた作品なんだと思います。
こういう一方的な考えだけで、
なんでもオブラートに包んだり、情報を限定したりするのはちょっとどうでしょう?
興味を持って見る人は見るでしょうし、
怖いと思って見たくない人は見ないでしょうしね。
それと似た話で、
映画「風立ちぬ」で劇中のシーンで喫煙場面に対し、
医師らでつくるNPO法人「日本禁煙学会」が苦言を呈したとのこと。
これも今の時代背景とは違うわけですし、
作品としての演出なのですから、
もっと寛容に受け止める訳にはいかないですかね?
どうも近頃、大人がみっともないことを言うもんだと感じます。