私の住んでいる北九州。
その玄関口でもある小倉駅北口に「あるあるCity」という商業施設がオープンしました。
もともとこのエリアは地方都市にありがちな、
三セクのオンパレードで何をやっても失敗しているような場所でした。
この「あるあるCity」が入った複合施設も、
以前は「ラフォーレ原宿」が入っていたのでしたが、
ターゲットとするティーン層はもっと大きな博多や天神に流れてしまい、
高齢化する北九州にとっての購買層には合わず、
閉店してしまいました。
しかしこの「あるあるCity」。
なかなか期待度大なのです。
私はサブカルには興味はありませんが、
ある特定の層にコアに情報やモノを集中させることって大切だと思います。
そのバックアップをリスクを取ってやっている北九州って
おもしろい行政でもあります。
考えられる問題は様々です。
治安の問題や、若い人達ばかりが集まって街全体の集客にはつながらないとか、
様々あるでしょうが、どんどん人が流出している現在、
とにかく人を集めないと始まりません。
街は生き物です。
面白いものがあれば人は集まる。
人が集まればいろいろはビジネスプランも考えられるし、
投資する価値が出てくるのではないでしょうか?
北九州って面白いところで経済や商業で博多には勝てない。
でも売りにする部分って意外とあるんですよね。
近頃では北九州フィルムコミッションがすごく頑張っていて、
邦画のロケはかなり行われていますし、
工場萌えツアーとかなかなか評判のようです。
そういう部分を行政が全面に出過ぎずバックアップしてくれると、
面白い企画がたくさん出てくるのになぁ~と思っています。