ソーシャルメディアと民主主義

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今日の朝日新聞に伊藤穣一氏の[創発する民主主義]
という興味深い記事が載っていました。

創発とは
個々の単順な動きが相互に作用し、
いわばボトムアップで思いがけない高度な秩序が生まれていくことを言うのだそうです。
例えばこういう例を書かれていました。

例えばアリは一匹一匹に高い知性はありませんが、群れとしてはとても複雑な共同作業をします。
巣を作り、ゴミ捨て場や、死んだ仲間の墓地も作る。

そういう現象のことを創発と言うのだそうです。

そのインタビュー記事の中でもっとも気になった部分が、

企業を見ていてもイノベーションとか新しいものはほとんど現場とか端っこから来る。
問題を解決する知恵や情報やアイデアは思わぬところにある。
それをうまく集めて、かたちにしていけば、政治家にはできないような結果を出せる。
ネットとかソーシャルメディアは、その過程をサポートする強力な道具です。

さらに相互に作用すれば、現在のトップダウン型の系統は無くなり、
市民から直接民主主義に近い政治秩序が生まれてくるようになるのではないかと書かれていました。
それが創発民主主義の夢なのだと。

そうすると政治家は指導者というより、進行役とか世話役、管理人といった役割になっていくのではないか。
とも書かれています。

私が近頃思うことがあります。
それは直接政治とは関係ないのですが、
組織において全体が共通した目的を持ち、
現場がそれぞれに独自の意思を持ち、
目的のためにそれぞれが考え、
行動するのが一番みんながハッピーになれるんじゃないかなと。
そのためには、組織に参加する人達の教育も必要でしょうね。

国や県といった単位での話となると、
複雑に多岐にわたる問題となるでしょうが、
ある部分ではトップダウン型ではない問題解決方法をとれる分野もありそうです。
いや、それは避けては通れないことだと思っています。

みんなの考えが間違った方向に行かないようにするためにも、
相互の情報の行き来が上下ではなくフラットになる必要がありますね。

偉くない管理者というのも当たり前になるかもしれませんね。
みんなに責任があり意思を持って働ける。
そうやってする仕事って大変かもしれませんが、
きっと面白いんじゃないでしょうか。
就活で人気の会社は東証1部上場の株式会社○○から、
独自の会社文化を持っている創発会社○○。
なんていうことも今後あると未来ももっと明るいものになるでしょう。

なんとも面白い記事でした。

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