今日山口から帰ってきました。
さて、今回の旅行はもともと決まっていたものではなく、年末からの異例の寒波到来で、九州でも大雪が降り予定が狂ったため、2日遅れで突然決まった旅行となりました。
まずは父の宇部72カントリークラブでゴルフがしたいとのリクエストで山口方面に行くことが決まり、それにしたがって山口県の湯田温泉にあるホテルを楽天トラベルで予約を取りました。
そこで宿泊した湯田温泉のホテルの価格に驚きました。
お正月に2食ついて1人1万円を切っているのです。料理もまぁまぁ美味しく、サービスも良くゆったりと疲れを癒すことができました。
感心したのはホテルの金額設定と充実したサービスの内容です。
おそらくホテルの空きが出た時点で、楽天にセール商品として金額を下げて出したのだと思うのですが、行って見るとそこのホテルは宿泊客が多く、フル稼働に近い状態でした。
行く前は、「こんな時期に部屋が取れるのだからたいしたホテルじゃないのだろう」と思っていったのですが、金額以上のバランスでとても満足のいく気持ちの良いサービスでした。
ただ単に金額を下げただけではなく、料理もサービスも落とさずに経営努力をしてニーズにマッチした経営をされていらっしゃるのでしょうね。
予約が少ないときにリアルタイムでセール商品としてネットで告知することができる現代だからこそ可能な方法です。利益が少なくても経費は変わらないのですから、少々金額を下げてでも回転させたほうが良いに決まっています。ホテル自体は昔はやっていたような古い感じの建物ですが、要所要所をプチリニューアルしてあまり古さを感じさせないつくりになっていました。ネットを活用した営業や、少人数でカバーできるサービス作りなど経費を抑えた上でやれることをやっているのですね。
今年も景気は上向く気配はなく、より厳しい状況になるのは間違いないでしょう。しかし世の中が変化すれば必ず隙間や、欲求や不満は生まれます。そうした世の中の「あったらいいな」や「人が喜んでくれること」を形にしていけば、まだまだやれることはたくさんあるはずです。
そういうものを一つでも作っていけるようにと、考えさせられる1年の始まりとなりました。