ほぼ日で面白い!と絶賛していた映画「ディア・ドクター」を観てきました。
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観た映画館は下関にある下関スカラ座 シアター・ゼロ。
最近のシネコンにはないレトロな雰囲気のある映画館です。
座席に段差がなくほぼフラットな作り。
そういえば昔よく行っていた映画館ってこんな感じだったなぁ。
ここの支配人は俳優の奥田瑛二。
スクリーンが2つだけのかわいい映画館ですが、
上映される映画もちょっとかわった物ばかりだそうで、
地元密着型のいい映画館です。
僕が住んでいるところにも昔映画館が6つほどあったんですが、
今残っているとよかったのにねぇと思いました。
で、映画の感想ですが、
僕にはよくわからないテーマだったかもしれない。
今ひとつピンと来ませんでした。
糸井重里の感想で
せつなくておもしろくて、最高のあいまいさでした。
地味そうな映画に見えるし、実際に地味ですが、
「観てよかった」と思わせる力は、すごいものです。
青筋立てたり、大声で叫んだりする場面はひとつもない。
だけど、内臓がぴくぴく動くような映画です。
とありますが、
あいまいというのがはてはまる映画ですね。
テーマは色々盛込まれていると思います。
それを伊野という医師を通してあいまいに、
しかし確実に見せてくれる映画。
なんにも感じなきゃ「だから何?」って思うかも。
やはり、今の僕の生活にはテーマが響かなかったです。
ただエンディングのモアリズムの「笑う花」が最高によかったです。
映画やっぱり面白いなぁ~。
また行こう。