今、海馬という池谷裕二さんと糸井重里さんの対談集のようなものを読んでいます。

- 作者: 池谷裕二,糸井重里
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/06
- メディア: 文庫
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読んでいて「へぇ~」って思うことの連続で、とくに脳は疲れないとか30歳から脳はどんどん良くなるとか目からうろこの連続です。
今年40歳を迎えるにあたってやれることの範囲はどんどん狭くなっていくような気がしていて、焦りっていました。この焦りは簡単にはなくならないでしょうが、こういう文章を読むと視点が変わって少し目の前が開けたような気分になりました。
考えてみれば技術的に自分は何にも突出したところがなく技術の進歩も早い世界で、若い人たちに追いつかなくてはと無茶苦茶なことを考え焦っていました。
しかし、技術は磨いていかなければなりませんが、なにも最先端でできることを提供していかなくても40代の人間が考え私にしかできないことを誰かに喜ばれるようなサービスを提供していけばいいんだなぁ~と思うようになりました。
ものの考え方、着目点って大切ですね。
川を流れる水のような大きな岩や倒木などに当たってもスルっと横に抜けるような考えを持ちたいものです。
まだまだやり方はありそうです。