学生の頃から学校の勉強が大嫌いでした。
授業を聞いても全然わかんないので、頭がいい人とはそもそも頭の作りが違っていて、努力してもどうしようもないものだと思っていました。
それでも赤点は取りたくないので、試験の前に一夜漬けでなんとかごまかすようなことばかりして、普段は全く机にもつかない学生生活を送っていました。
そんな私ですが、人生で今一番勉強している気がします。
どうしてそんなに勉強が嫌いだったのに学ぶようになったのか?というと、やりたいことがはっきりしてきたから。
社会人になって、独立して自分で何でもやらなくてはいけなくなってからというもの、やること全てが自分のために変わりました。これってマジ大変なんですけど、やればやるほどできることが増えるので可能性がどんどん膨らんで行くのが実感できます。
やりたいことがはっきりしてきて何のために学ぶのかがわかると、学ぶことに熱が入ってきます。
するといまやっている勉強方法が自分にあっていないんじゃないか?と思うようになってきました。なんというか、テキストや動画をただ眺めているだけ。全然自分の頭に残っていかない。
ただ知識や情報を入れようとしても全然頭に入らないし覚えられない。知識は増やすことだけではなく、それを活かして使えないと意味がありません。
これはいかんと思い、どうやったら効果的に学べるか試行錯誤して3つのことを再確認しました。
- 何をどうしたいのか?をはっきりさせる。わからないときは小さく分ける。
- 誰かに教えられるくらいまで覚えたことをわかりやすくまとめる。(3対7の法則)
- 習慣化する。
どうしたいのか?をはっきりさせる
まず第一になにをどうしたいのか?をはっきりさせる。
つまり具体的なゴールを決めるということです。
これはどんな小さなことでもいいです。
例えば、javascriptで表示エリアにページが表示されるとフェードインさせたいという目的があれば、それに必要なサンプルコードを探してきて、どこを変えるとスピードが変わるかとか、どういう流れでコードが書かれているかを理解することが一番だということに気がつきました。
それまでは基礎を学んでからでないと理解できないと思っていましたが、目的もないのに概論や基礎的なことばかりしていても気持ちが折れてしまいます。
学びには目的が必要で、その目的は具体的であればあるほどいい結果を生み出す可能性があります。
必ず最後に覚えたりやったことをわかり易い言葉でまとめる
2つ目は覚えたら必ずアウトプットするということ。誰かに教えるつもりでブログでもTwitterでも何でもいいのでまとめる作業をする。情報をインプットしてわかったつもりでいても、頭の中は私の場合ほとんど理解していませんでした。全部を理解しようとしても無理なので、ほんの一つだけでもいいので、誰かに伝えられるくらいにわかりやすい表現で整理しておくと、理解度が全然違うし、頭を使っている感覚を感じることが出来ます。
習慣化する
続けること。これに勝る方法はありません。
最初から頑張ると私の場合ほぼ続かないので、ほんの少しインプットしてそれをブログに書いていくことにしました。それでも1時間やっても成果が出ないときはあきらめて別のことをするというルール付きで。
まだ、少しずつですが眠くなることが減りました。
一度に全部やろうとしない。
子供の頃からずっと言われ続けてきた言葉です。
この歳になって行動を変えられるのならば本当に嬉しいことです。
せっかく始めたことですのでこれからも続けていこうと思います。