友人に連れられて高倉山につれてきてもらいました。
高倉山は小倉北区の足立山の東に位置する山で、
今回初めて登りました。
前日まで降った雨で川の水量もいつもよりも多いとのこと。

まずは中腹の登山道から企救三山縦走のルートまで登ります。
それにしても北九州って山多いですね。

企救三山縦走ルートまで登ったら、
いよいよ高倉山山方面へ向けて下ります。
途中、曽根干潟が見渡せるポイントで一休み。
なかなかの絶景です。

更に先に行くと高倉堡塁跡に到着。
高倉堡塁跡とは、日清戦争の際に関門海峡とその周辺を守るために築かれたのだそうです。
しかし一度も役目を果たすことなく今に至っているのだそうです。

役目を果たすことなくひっそりと佇むその姿は、
そこだけ時間が止まったかのような雰囲気です。

なにか普段とは違ったような違和感というか、
この空間に長くはいてはいけないような、
そんな不思議な時間でした。

ここに何がおかれていたのだろうか?
今のように進んだ重機などが無かった時代に、
当時どうやって資材を運び砲台を作り、火薬などを運んだのでしょうか?
そんな色々な思いを馳せました。
ランニングもいいですが、
時にこのような歴史的なものを見ながらのランもまた楽しいものですね。