「her/世界でひとつだけの彼女」を観てきました。
内容は簡単に言うとAI(人工知能)と恋をする物語。
思っていた内容とはちょっと違ったけれど、
なかなか面白かったです。
自分の思った通りの理想の人物って一つの理想ですよね。
近い将来自分の性格に合わせたOSって出来ると思います。
今は操作に手間取ることが多いコンピュータですが、
音声認識もかなり出来るようになり、
GPSもジャイロセンサーもついて、
カメラ、スピーカーも付いているんです。
そして通信でビックデータとも繋がっている。
もう、ある意味人間の能力を超えています。
これであらゆる人間の行動パターンから、
一番自分にあった相性のキャラクターを作れれば、
あながちありえない話ではないです。マジで。
でもお話はAIとの恋愛話というより、
離婚した主人公の人間ドラマの面が強かったように思います。
もっと人間らしい感情の交差よりも、
AIとコミカルにやりとりする部分があっても良かったかなぁ〜なんて思いました。
今のスマホを使っている感覚からすると、
あまりにも人間らしすぎて共感できない所がありましたね。
ただ、見ていてAIがどんどん進化していって、
知への欲求が高まり、主人公との思いに差ができてしまうというシーンがあったのですが、AIが進化していくと欲求するかなぁ〜と思ってしまいました。
AIにとってデータとはより欲しいと思うものではなく、
あるものだと思うんですけどね。
それにしても面白い映画でしたよ。
機会があれば是非見て下さいね。