先日取材に行った村山製油さん。
で思うことがあります。
なんでも大量に作られ大量に消費されていくのとは違い、
大切に作られ、その製品がまた誰かの手によって、
価値を与えられていく、そんな時代です。
安いにはそれなりの理由があって、
安くても安全・安心で何か問題があれば、
製造者が全ての責任を持ってくれる。
そんな時代は幻想に過ぎません。
きちんとしたものを作ろうと思えば、
それなりのコストがかかるのは当然です。
それにきちんと対価を払わなければ、
誰かの仕事をバカにしているような気がしますし、
しいては自分の仕事を自分でバカにしているような気さえします。
だからといって日常品が、
無茶苦茶高くなっていいわけではありませんが、
せめて対価を払うときにその先に誰かがいることを、
考えられるようになりたいものです。
その誰かはまわりまわって必ず自分の元へ返ってくると思います。
やはり自分だけが良ければいいわけじゃないと思うのです。
そのことを今回の取材で思いましたし、
これからも大切にしていきたいと思うようになりました。