忘年会シーズンまっただ中ですね。
お酒を飲む機会も増え例年通り、
気持ちよさそうな方を見かける季節になりました。
そんな中朝日新聞朝刊にこんな記事を見つけました。
「本格と混和ラベル表示で火花」
なんでも本格焼酎を作っている「日本酒造組合中央会」と、
混和焼酎製造するビールメーカーなどが加盟する「日本蒸留酒酒造組合」との間で、
焼酎の表記をめぐってバトルが行われているのと事。
本格焼酎は単式蒸留の乙類焼酎。
原料の麦や芋を発酵させ、蒸留器にかけ作られるので、
原料の風味が残る焼酎を作ることができます。
対して混和焼酎とは、
連続式蒸留機で蒸留を行ないます。
原料を発酵させたものを複数の蒸留塔で何度も蒸留させます。
よくサワーとか酎ハイに使用されるものです。
クセがなく何かと割ってよく飲まれます。
混和焼酎はブラジルなどから輸入した割安な原料でつくった甲類焼酎と、
本格焼酎をブレンドしているため本格焼酎ほどは原料の風味が薄いが、
価格が本格焼酎よりも安いのが特徴。
まぁ、売れなくなると売れている奴を見て、
真似をしたとか売れなくしようとしたりするのは、
よくある話ただと思います。
しかしお酒の消費量が落ち込んでいる昨今、
価格を売りにする商品があってもいいはずですし、
原料を売りにする商品があってもいいはず。
まずは商品の力や消費者に受け入れられるものを作ることのほうが、
先のようなきがするのですがどうでしょうか?
私はお酒が大好きなので、
別にどっちの焼酎でもいいんじゃない?と思うのですが、
そもそも若い人たちのアルコール離れのほうが、
メーカーにとって深刻な問題なような気がするのですけどね。
ハイボールなどで眠っていた市場を掘り起こしたサントリーのように、
違った視点で努力することで、
飲まなかった人たちが飲むような考えで行きましょうよ。