先日読んで面白かったので2冊目です。
- 作者: 坂口恭平
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2011/05/07
- メディア: 文庫
- 購入: 10人 クリック: 107回
- この商品を含むブログ (25件) を見る
先に読んだ
- 作者: 坂口恭平
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/05/18
- メディア: 新書
- 購入: 19人 クリック: 814回
- この商品を含むブログ (86件) を見る
これの前に書いた本らしい。
やっぱり面白いです。
文面全体に熱がこもっていて字面を追う目線が踊るように一気に読み終えました。
今の閉塞感を感じるこの時代に、
こんなに思い切ったことを書く若い人がいるなんて、
それだけで爽快で痛快です。
誰も彼みたいにはなれないと思うかもしれないけれど、
なれるかもしれないし、
またなる必要もないとおもいます。
ただ自分の肌で変だなと思うことは、
とことん頭で考える必要がある。
なんでもかんでも考えるっていうのじゃなくって
「あれっ」って思うことあるでしょ。
本を通して思うのは、
彼は受けを狙っているのではなく、
自分が変だと思ったことに、
真摯に向き合い続けた感だ。
これが彼の見える視点なんでしょうね。
ドンづまってばかりでも視点を変えればまだまだ抜け道はあるよとばかりに、
頭を殴られたようなショックを覚えたいい本でした。
面白いですよ。