本当にやりたかったこと

壁にぶち当たったら原点に帰れとはよく言われることです。
自分のやりたいことをやろうとして、
独立したはずなのに、
収入は減り、長時間労働で、休みも殆ど無く、生活の保証もない、
こんなにいいことが一つもないのにどうして独立したのだろう?

少しずつでも何かが変わり、
前に進んでいる実感があればすぐにでもそんな弱い気持ちは吹っ飛ぶのでしょうが、
気持ちも体も疲弊してくるとついつい弱腰になってしまいます。

以前務めていたところは、
入った時から出世してもここどまりというのが分かるところでした。
職場の中でも決まったことしか選べずに、
やりたい仕事はいくら希望をしても選ぶことができませんでした。
販促に関してもただ闇雲に売れ!としか言わないから、
組織だってニーズを汲んでやらないと意味が無いというと、
そんなことを聞いているんじゃない!
とマネージャーから一括されるばかりで
「自分だったらもっとうまくやるのに」とか、
ありがちな事を考える奴でした。

それにどうしても我慢ができなかった。
同じ目的にしても押し付けられて、
言われたことだけをただやるというのは違うと思っていた。
同じやるなら喜ばれる事をやりたいし、
またやれるだけの商品だったと思う。
そこでだんだんこういう職場ってないのか?と思い出し、
自分の理想の職場像を考え始めた。

みんながそれぞれの得意分野で力を発揮し、
管理者が偉いというバカなマネージメントを廃止。
マネージメントが得意な人に偉くない管理者をやってもらう。
だれでも公平にやりたいと思う仕事にチャレンジできて、
公正に評価を受けることができ、
常に皆がクリエイティブに仕事に取り組むことができる。
そんな理想の会社を作ることはできないかと思って独立したんだ。

書きだしてみて今読みなおしてみても、
青臭いなぁ~とか、
できるわけないとか思う人もいるでしょうが、
僕は今でも本気です。
ただ独立経験してみて今のままじゃうまくいかないのはよくわかった。
今自分の中で大きく変わりだそうとしている考えを、
今度は行動に移さなきゃ。
規模や大きさって今までの考えやものさしから脱却して、
測りなおさなきゃいけない時期に来ているはずだ。
考えよう。
自分の頭の中で。どうすればいいのかを考えなおそう。
大丈夫。
迷ったらまたここに帰ってくればいいのだから。

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この記事を書いた人

無理せず楽しく、手作りの小さな暮らしを大切に。
アラカンの「つづく生活」実践者です。
半自給自足を目指しながら、仕事・趣味・家のことをコツコツ楽しんでいます。
日々を淡々と綴ることで、人生を整えるヒントが見つかればと思っています。

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