今日ためしてガッテンを見ていたら、
上手な解凍方法というテーマでやっていました。
妻に聞くと解凍ってほんとうに難しいとのこと。
で、一緒に見ていると失敗している殆どの人は、
電子レンジで解凍したり、
流水につけたり、
自然解凍だったり、冷蔵庫で解凍したりという方法でした。
解凍って凍っているものを溶かすと思いがちですが、
気を付けないとドリップが出たり、
熱が入りすぎて硬くなったりしてしまいます。
ここで考え方を変えてやって
冷たさをとってやると考えるというのが今日の答えでした。
凍っているものを常温に晒すとそれだけで熱が余計に入ってしまい、
凍っているものが生から加熱されたものになってしまいます。
ですので、熱伝導率の良いものに当ててその冷たさを取るというのが、良い解凍方法なのだそうです。
実際には手軽にあるアルミのバットなどに凍った食品をあてて、
冷たさをとってやると良いのだそうです。
しかしカニなどの平たくないものは、一部からしか冷たさを取れないためうまくいきません。
そんな時はジップの付いたビニールに入れて、
氷水につけておくと熱が入らずに冷たさを上手に取ることができるのだそうです。
この番組を見ていて思ったのですが、
今まで解凍というと氷を溶かすイメージだったのですが、
冷たさだけをとってしまえばよかったのですね。
つまり考え方が最初から違えば、
目的や手段も変わってしまい、
概念が固まってしまうので、本来のゴールになかなかたどり着けなくなります。
こういう事って普段の生活にも多く見受けられます。
よくあるのが思い込み。
勝手にこういうものだと思い込み、
なんどやっても失敗するというパターン。
ちゃんと体験すれば、
気がつくことができるのになかなか考え方を変えられません。
いつになっても頭を柔らかく、
発想を切り替えられるようになりたいものだと思いました。