よい記事を読みました。
夢と実務: やまもといちろうBLOG(ブログ)
こんなに言いたいことをビシッとはとても書けないけれど、読んでいて近頃思っていることと近いことが書かれており刺激を受けました。
最近よく思うのですが、経営するということは一緒に仕事をしてくれる人に、「こうしたい」と具体的に示して見せてあげることなんだと思うようになりました。なかなか「これがしたい」「どうしたい」ということを、具体的に指し示すことは難しいのですが、トップに立つ人が方向を示さないと一緒に歩く人たちって困ってしまいますよね。
やりたいことがあるから独立したはずなのですが、独立当初はどうしても食うために仕事をしてしまいがちです。それで何とか回るようになると「あれ?オレ何がしたかったんだっけ?」と目標を見失ってしまう人も多いんじゃないでしょうか。
みんなを納得させる夢っておこがましいようですが、少しでも多くの人が喜べるような夢を持ちたいと思います。
さまざまな環境の中でもやりたいことを見失わずに、みんなに賛同してもらえることをやり続ける。そう自分勝手な思いを続けるのではなく、協力者があらわれないと続けることは無理ですものね。
個人から組織の活動や思いに賛同してくれる人が多ければ多いほどよい会社になると思います。
経営者の指し示す目標が社会のためになって、働く人たちのためにもならなければ賛同してくれる人は少ないですよね。
自分勝手な思いは先が短いです。そうそう長く続くもんじゃありません。
自分たちの所得や従業員の給料を上げるために、会社の売上をあげることも大事だし、存続するために合理化することももちろん大事。しかし目的が自分たちのためだけではこれもまた長くは続かない。続くことを考えていかなければいけませんね。
あせらずに小さな夢をひとつずつ達成してより多くの人に賛同してもらえる活動ができるようになりたいものです。