お盆ですね。
朝からものすごくいいお天気です。
お盆っていつもいい天気のような気がします。
今から65年前の今日、終戦を迎えたんですよね。
その日もこんなにいい天気だったのかもしれませんね。
今朝、テレビで終戦日に流された玉音放送の全文が流れていました。
マスコミもこの時期だけは反戦を掲げた内容や、戦時中のエピソードなどを紹介する放送をします。
私たち戦争に関係のない世代もいやおうなく戦時中のことを目にすることが多い季節です。
ただ、個人的に思うのですが、残虐なシーンを見たり話を聞くことだけでは、心から「戦争はいけない」「もう戦争はしない」とは思えないんじゃないかと思うのです。
体験者と同じ経験をしていない以上、「もうあの思いをするのは嫌だ」と同じ思いにはなれない気がするのです。
- こういう時代背景がありました。
- だから日本は戦争をしてしまった。
- 前線での悲惨な戦闘シーン。
- 戦争や空爆による家族の別れや離散。
- 原爆の悲惨さ。
全て大切なのですが、もっと切実に我々の今の感覚で「戦争をするとどうなるのか」とか「戦争をしないですむにはどうすればよいか」ということを一人一人が考えないといけないと思います。
そうなれば政治にも関心が高まるでしょうし、おかしなことには「おかしい」ともいえるのではないでしょうか。
お盆が過ぎるとあっという間に元の生活に戻ってしまいます。
まったく戦争のことを考えないよりかは年に一度でも考えたほうがましですが、
今の平和は当たり前の状態ではなく、平和であるようにしているからそうなっているのだということを忘れてはいけないと思います。