先日の朝日新聞の日曜版に連載されるコラムから
押井 守が語る仕事4
映画というのは口に入れたときにおいしい味がして、
最後まで飽きないことが大切なんだ。
仕事に照らし合わせて、
誰かが喜んでくれるサービスというのも、
ちゃんと利用できて効果が表れないといけないですよね。
そうしないと本当に仕事をしたとは言えないです。
世の中が言う才能とは、
ちゃんとあめ玉を形作り、
最後まで味わわせる才能なんだと。
価値を加えサービスをきちんと形作り、
人に喜んでもらうことが仕事なんだと。
言われたことができるだけではまだまだなんです。
まず世の中の期待に応えられなきゃダメなんですね。
社会人になって責任を持って仕事をすれば、
その仕事が自分を鍛えてくれることが分かるし、
場数を踏めば経験則が増えていきます。
仕事の力とは何かと言われたら経験則だと言いたいですね。
仕事力というテーマで話されたコラムですが、
勉強になりました。
形作って満足してもらうということ。この満足って難しいですが、
なんとか満足し続けていただけるものを作っていきたいです。