楽しいことはいつもあっというまに終わるもので、今日で韓国ともお別れです。
朝食をすませホテルを後へ。プサンへ向かいます。
今日の目的は買い物。さすがに女性たちの目が違います。最初に向かったのはロッテホテルにある免税店。日本人のお客さんでごった返していました。特に人気のBBクリームは特設のコーナーがあり、日本のおばちゃんたちがわんさか押しかけ楽しそうでした。でもねーちょっと残念に思ったのはあんまりマナーが良くなかったこと。安く買えるのはいいけれど、他のお客さんや掃除している人もいるんだから行動や態度は考えた方が良いかも。
次に向かったのは国際市場とジャガルチ市場。ここはまさに買い物ワールド。海産物やバッタモンがわんさかあってとっても面白かったです。
市場の通りにいくつも屋台がでていて、チヂミと海苔巻きとトッポギを食べました。
酢醤油につけて食べるチヂミ。
見た目より辛くないトッポギ。日本のお餅とはちょっと違うけど、モチモチしておいしかったです。
今回韓国に行ってとても楽しかったです。ハーフマラソンを完走できたこともありますが、なにより韓国という国の力を実感できたことが大きかったです。私が勝手に感じたことですが、韓国の若い人たちの教育水準はかなり高いと思いましたし、食事にしても揚げ物などがほとんどなくとてもヘルシーなものばかりでした。そういうものを食べている子供達と欧米食に偏った日本の子供達では10年後、どれくら身体や精神に差がつくのでしょう。きっと日本は色々な部分で追いつけなくなると思います。
一緒に行った方に教えていただきました。韓国はまず国を第一に思う国家なのだと。となると日本は個人を第一に思う国家なのか‥‥。
行き過ぎた個人主義は「自分さえ良ければいい」という考えに行き着くと思います。現実に日本はそうなっていると思います。
折しも帰った日はテポドン2が発射された日でもあります。こちらでは年に一度防災の日があって国民全体が避難場所に隠れたり、交通も20分くらい止まるそうです。翌日朝のワイドショーを見ていたら、まるで他人事のような日本人のコメントを数多く見て「あー、マジでやばいかも」と思いました。
自由は大切。でも自由の中心に国家があって国家のためにという目的があるのが今の韓国人。自由なんだけどその自由の目的を見失っているのが今の日本人のような気がしました。
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