今日のダーリンでテレビのことが書いてありました。
「ほんとです」と、あんまり言いたがる人は、
嘘つきじゃないかと、かえって疑われるでしょう。
なんか、テレビも、ほんとと嘘を、
そのまんま出すようにしたらどうだろうねぇ。
嘘がある程度混じってることくらい、
見ている人は知っているんだものね。
「あんまり感動はしなかったけど、まぁ、いいですね」
とか、そのくらいの「正札主義」で、
やっていけないものかなぁ。
そしたら、なにかがいいほうに変わると思うんだよね。
全部引用すると申し訳ないので、
簡単に説明すると演出をやめればってことなんだけど、これじゃ何言っているかわかんないな。
もう少し噛み砕くと、感動シーンなんかで涙を流したり、鳥肌が立ったときに腕をさすったりして、「本当に感動したんだよ。」って見せていることなんだけど、これ読んで最近俺も思うことある。
もういい加減、観客とかがいっせいに言う声をやめたらと思う。
「はい、ここ泣くとこですよ。」とか「はい、ワーって言うところですよ。」みたいな声が入る番組あるでしょ。
そんなのいちいち言われなくても、わかってんだけどねぇ。
ひどいのになると、逆手にとって観客が全部外国人でいっせいに「ワー」とか、「ヘェ~」とか言っているもんね。
音自体を強調したいのは分かるけれど、しすぎ!!
そりゃあね、テレビで演出は必要なんだよ。
それがなかったら、単なるハンディカムで撮ったビデオを長々と見せ付けられるだけだもんね。
だけどさ、企画や内容が乏しく、表現技法満載の作品だったらきっとテレビ番組って廃れちゃうよ。
マジで。
けっこうやばいところまで来てると思うんだ。
制作する金額が減ってきている中で、ひとつ受けた企画があったら全局(テレ東は除くかな)のっかって同じ様な番組が横行しちゃうんだよね。
現場は短時間で数字取れる番組を作れって言われるんだろうけど、このまま行っちゃうとNHKとテレ東しか地上波は残らないんじゃね?