原因の根幹

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最近は、悪人正機という吉本隆明と糸井重里の対話というかそんなものを読んでいます。

悪人正機 (新潮文庫)

悪人正機 (新潮文庫)

これを読み出した理由はいつも購読しているほぼ日
ほぼ日刊イトイ新聞 – 目次
に大々的に吉本隆明の特集があってちょっと興味を持ったからでした。
軽々しい気持ちとは裏腹にこれが面白い。
ここんとこ読書がとんとご無沙汰だったのですが、勢いづいちゃってかなり読んじゃいました。

その中でも「おっ!」と思う文がありました。
「情報」ってなんだ?
ていう部分で、「酸素」と「水素」を見つければ、「水」ができるっていう部分。
これは最近読んだ中でもかなり「ハッ!」とさせられました。
詳しいあたりは興味のある方は読んでもらうのがいちばんかと思います。
でも、簡単にざっというと

 どういうことかというとですね、要するに、水が「酸素と水素からできている」ように、分析したい問題を「水」として、「酸素と水素」にあたる情報が何なのかをうまくみつけることができれば、どこの国のこんな問題だって、だいたい当たるんじゃないかっていうことなんです。

こういうことが書いてあるんですが、
これを読んで、僕が思ったことって言うのは情報に振り回されているなって言うことなんです。これは自分自身もそうなんだけど、今いろんな情報って信憑性も確かめないまま乗っかる奴ばっかりだと思うんです。それで嘘が嘘でシャレになってごめんねで終わればいいんだけど、そのまま行っちゃう奴も多いと思うんです。でも

 僕の情報の見方はそういうものだから、問題の「酸素と水素」が探せてないときには、まだ自分は何も言えないってことになります。それに、どのへんが酸素で、どこいらが水素かってことを見誤ると、水にならねえ(笑)。

って書いてあって、つまり物事の本質ってそんなに大したことじゃないんじゃないかってことなんです。問題はどんなことをするかっていう計画を建てて実際に行動することなんじゃないかって言うことを再確認した文章でした。

文句なしに面白いです。やっぱり糸井重里は面白い観点を持っていると思います。

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