手塚治虫のラストメッセージを生きることについて考えた

先日ラストメッセージという番組を見ていて、
そのメッセージの送り主は手塚治虫だったんだけど
現代のことをよく表している漫画があったのには、あらためて驚いた。
代表作しか知らないせいもあるが、彼はビジョナーだなーと感心した。
その番組を見ていて当時小学生だったそのメッセージをもらった学生が、
ラストででてきて同じ講堂でビデオを見るのだけれど、
要はこの大宇宙と比較するとわれわれの人生などちっぽけなものでその小さな社会の中で同じ人類が殺し合いをしたり、破滅への道を選んでいくのはおかしい、と。
さらに宇宙に比較して小さな命をみると、全ての命、動物や植物、虫などの命でさえ大きさに関係なく平等に思えてくると。その命を慈しみ互いを思いやり共存するべきだと。それを実行できるのは子供たちであり、その子供のことを彼は未来人だといっていた。
そんな言葉を聞きながら、最近の子供たちのいじめを苦にした自殺を見ると
なぜ生きようとしないのか?
なぜ大人たちは日ごろから生きることを教えなかったのか?
教育改革と今世間で言っているが、教育の現場で教育プログラムだけを変えても子供たちは何もかわらないだろう。いや、むしろ余計に窮していくような気がする。
家庭を取ってみても親が子供に対して生きることを教えているだろうか?
言葉だけではない、大人自身が生きることに対して真摯でいるだろうか?

自分にできることを今考えるに、生きることから逃げずに真摯に生きていこうと思った。

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この記事を書いた人

パソコンとネットの何でも屋さん兼農家見習い中
2021年に奥さんに腎移植して人生の価値観が大きく変わりました
何が起きても諦めずに生き抜く力が一番大切
時々ブログも書いてます

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