「得ようと思ったら、まず与えなければならない。」
そりゃそうだ。
そのとおりだ。
だけどほとんどの人が得ることばかりを考えている。
今まで得てきたものに、さらに得られると信じている。
そうじゃない。
人間が持っているものは一定の器のようなもので、
それは変わらないんだと思う。
だから何かが入ってきたら、必ず何かが出ていっている。
入っているものはわかりやすいけれど、
出て行っているものは分かりにくいし、気が付きにくい。
入っているものと出て行っているもの。
得ようと思うことと与える(=捨てること)。
これはとても似ている事柄のように思う。
与えたり、捨てたりというのは損をするように思うけれど、
それは違うってことだ。
新しい何かが入ってきたり、得られたりする予兆のようなものだ。
だから怖くはないんだ。
大きく何かを得ようと思ったら、
大きく何かを捨てるか与えたりしないと出来ないんだろうね。
変化を望まずに得ようとするなんて、
やっぱりありえないわな。
宝くじに当たったらなんて考える人もいるだろうけど、
当たったら当たったらで、失うものも相当ある。
それに気がつかない人がおおいんだろうね。
失ったり、与えたりすることは悪いことじゃない。
ずっと同じってないんだろうね。
器の大きさなんて関係ない。
絶えず変化し続けることが大事だってことだよね。