先日打合せに行った先のレストランのオーナー方がとても面白いお話をされました。
その話の発端は「B-1グランプリ」に関してのこと。
B級って何?意味がわからん。
から話が始まりました。
「作っている人を馬鹿にしているよね。」
「作り手である俺たちは最初から2級品なんか作っていないよ。」
「どんな料理だって最高級を目指して作ってる。」
「フレンチだからA級とかじゃないでしょ。」
「結局はハートだよ。」
とかなりロックな発言。
まぁ、洒落っていうのはわかっているのでしょうけどね。
まだ続きます。
「結局、最高の料理っていうのはお母さんの料理なのよ。
お母さんが子供のことを思って作る料理が最高なのよ。
作るときのハートが違うよ。」
うん、ごもっともです!
「あのね、AとかBとかね、言うけどね。
AもBも作れるやつなんかおらんよ。
味噌汁作るのがうまかったら、フレンチ作ってもうまく作れるし、
逆に味噌汁作るのが下手だったらどれだけ高級食材用意しても、
下手くそにしか作れんよ。」
この話は思わずうなずきました。
そうよねぇ~。
ほんとよねぇ~。
わたしもAもBも関係なく美味しい味噌汁をつくれるよう、
ハートで勝負したいと思います。