ずっと前の話になりますが、
ご紹介いただいた社長さんのところへ初めて伺い、
小一時間ほど雑談のような仕事のような話をしたことがありました。
話が結構面白くって、
「あ~また話でもしたいな~」くらいの感じでその時は帰りました。
それからなんにも音沙汰がなかったのですが、
急に連絡をいただきお仕事をすることになりました。
しかも初めてに近いような仕事だったので、
あるとき
「どうして私達に依頼されたのですか?」
と伺うと
「面白そうだったから。」と一言。
金額の大小にかかわらず、
オモシロソウで決めちゃうんだ~。なんかカッコいいな。
くらいの印象だったのですが、
面白いか、面白そうでないかという基準って、
大事なんじゃないかと思い返してみました。
何かを決めるとき条件だったり、データだったり、
何かと比較の材料で決めることが多いですよね。
単に消費するものだったら同じ物なら安いものを選ぶでしょうし、
車や腕時計ならちょっと高くっても気に入ったものを選ぶと思います。
この気に入ったものに近い感覚が「オモシロソウ」なのかもしれません。
実績がなく選べば苦労も多い、最悪失敗するかもしれない。
それでも「オモシロソウ」と思うものを選んだほうが、
本当に面白いもしれないんだなと思うようになりました。
オモシロソウな感覚を作り出せるアイデアを持ち続けるためには、
自分自身も楽しんでないといけませんよね。
自分がオモシロソウと思うことって、
素直になっていないと気づかないことですし、
またそれに気づいても決めるときは、
結構勇気がいることもあるはず。
そういうときにぶれずに行動したいなと思った経験でした。