自分で考えるっていいね!

昨日の東京マラソンで、
藤原新選手が日本人最高の2位でゴールしました。

この藤原選手も注目の川内選手同様、
実業団という選択肢ではなく独自のトレーニングをしている選手です。

こういった選手って今まではあまりいなかったタイプだと思うんですよね。
強さや速さを求めて行った結果、
自分にあったトレーニングに行き着いたのでしょうか?

いつも「こうしたほうがいいんじゃないか?」とは思いつつも、
有名監督や大きな実業団に属していたほうが、
生活のことを考えないくてもいいですし楽なのかもしれません。

ところで名門と言われるチームや指導者ってそれなりのノウハウや、
指導方針があると思うのですが、今それが本当に通用するのでしょうか?

今、男子マラソンの世界記録は2011年9月25日に、
ケニアのパトリック・マカウ選手がベルリンマラソンで出した2時間03分38秒です。
それに引き換え日本人の最高記録は、
2002年10月13日にカネボウの高岡寿成選手がシカゴマラソンで出した2時間06分16秒です。
その差なんと3分弱!です。

アフリカ勢の脅威記録は高い身体能力のなせる技だとしても、
ここのところ日本人男子マラソン選手が世界に通用していないのは事実です。
昨日も日本人が2時間7分台の記録を出したのは実に4季ぶりだそうで、
その記録をフリーの選手が出したというのは興味深い結果です。

実業団チームが業績不振のため、
個人競技のマラソンではなく企業広告につながる駅伝に主力を置くなか、
かえって難しい調整を強いられる選手たちの話は新聞で読んだことがあります。

原因はともあれ速さや強さを追い求め、
自分で考えてやろうという選手が出ているというのは、
今の若い人達って頑張っているんだなと思いました。
来週のびわ湖毎日マラソンで代表選考が行われますが、
結果や実績と共に可能性なども加味し思い切りの良い選考を期待したいものです。

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この記事を書いた人

パソコンとネットの何でも屋さん兼農家見習い中
2021年に奥さんに腎移植して人生の価値観が大きく変わりました
何が起きても諦めずに生き抜く力が一番大切
時々ブログも書いてます

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