朝刊をみると福岡空港の旅客管制官が、職場体験に来ていた中学生に旅客機2機への管制指示をさせていた記事が載っていました。
no title
これを読んでいて、「きじも鳴かずば撃たれまいに」という昔話の悲しそうな女の子の顔を思い出してしまいました。
そもそもこの職場体験って、学生たちが社会に出るまえに職業についていろいろと体験させたいというのが、主旨と理解していますが、受け入れるほうはおそらく迷惑なところがほとんどなのではないでしょうか?
そんななかでも仕事として割り切って受け入れているか、また本当に未来の子供たちのためになるならと思って体験させているのではないかと思います。
この管制官達も何も危険性のあることを任せたのではなく、安全を確認してさせたのだと思うんですがねぇ?
まぁ、口止めしちゃったりしているからさせたらいけないって言うのは自覚してたのでしょうけどね。
国交省は処分を検討すると書いてありましたが、口頭注意くらいでいいんじゃない?
国交省の言っていることはもっともなので間違いはないですけどね。
難しいですねぇ~。処分の内容次第ですが、ただいろいろな職場に来て迷惑のかからない程度に見学に行くのであれば、職場体験とは言えない様な気がしますし、だからといって人命にかかわるようなことを勝手にさせても良いかといわれると、それは違うんですよね。
「じゃあ、結局無理な話だから学生さんは形だけ職場体験をしたってことで、いいんじゃない?」ってことじゃ意味がないですよね。
これってこんなにおおっぴらに記事にするようなことですかね?
しかもばれたのが、子供達がうれしかったからもう一度お礼を言ったことでばれたそうですね。
なんとも皮肉なものですね。
処分は正論で間違っていないけれど子供達もなんとなく気の毒ですね。
もっと粋というか愛のあるお裁きをしてほしいな。
この管制官達の処分が軽くて子供達も自分を責めない結果になることを願います。