断捨離から見つめ直す人生の余白

断捨離して空間を作る
目次

本に導かれた気づき

読書が趣味の私ですが、気がつくと興味のある本をついつい買ってしまうんです。最近購入した本を振り返ってみると、ミニマリストしぶさん、高坂勝さん、稲垣えみ子さんなど、断捨離や片付けに関する本ばかりでした。どうやら私の心は、シンプルな暮らしを強く求めているみたいですね。

特に稲垣えみ子さんの「家事か地獄か」は良い本でした。アラカンで悩んでいる人には特にお勧めします。

¥1,650 (2025/09/08 11:17時点 | Amazon調べ)
\楽天ポイント4倍セール!/
楽天市場
\商品券4%還元!/
Yahooショッピング

でも現実の部屋を見回すと、決してシンプルでも片付いてもいません。散らかってはいないんですけど、元来片付けが下手な私は、置く場所を決めずにあちこちに物を置く癖があって、「後で使うかも」と思って捨てられずにいるうちに、物がどんどん増えてしまいました。本だけはKindleで読むようになってから本棚が今以上に増えなくなりましたけど。

実家で感じた現実

年を重ねた父が暮らしている実家を訪れるたびに、「いつかこの物たちを片付けるのは自分なんだな」という現実に直面します。そんな時思うのは、自分が死ぬ時に誰かにその思いをさせることになるけれど、できるだけキレイにしておきたいなという思いです。

それは迷惑だけではなく、自分の生き方や考え方が住んでいる空間を表しているからだと思うのです。それとだんだんと歳を重ねていくと確実にやる気も失せるし、体がいうことを聞かなくなります。そうなる前に身軽にしておきたいと思ったのです。

ふと「もし余命が3ヶ月、6ヶ月だったらどうするだろう」と考えてみたんです。きっと自分に本当に必要な物だけを残し、あとは思いっきり捨てることができるんじゃないかな?と感じました。
今は手放せないものたちも、簡単に手放せるような気がします。それはどうしてか?できることが限られていて、もう、自分には必要なくなるからです。そうならないと自分の本当にやりたいことってわからないんですね。

継続することの価値

もう一つ、余命が限られたとしたらやりたいことがあります。それは、これまで継続して何かを積み上げてきた実感がない私にとって、少なくとも一つのことをやり続けて「これだけ頑張った」「ここまでできた」と思えることができたら最高だなと感じています。

それは私が本当にやりたいと思えることなら、どんな些細なことでも構いません。しかしそれも今は漠然としていて「これがやりたい」と言えることがないのです。

そういう今はきっと幸せなのだと思います。この幸せに感謝していればそれでもいい。でも、何かに打ち込んで夢中にもなっていたいという贅沢な悩みなのかもしれません。ですので、片付けという行動を通じて自分と向き合っていきたいと思っています。

物欲の変化

こうした思いを抱くようになってから、新しく何かを買うことが億劫に感じるようになりました。またものを増やしてしまうことが面倒なのです。
「どうしても欲しい」と思う物も本当になくなりました。車も満足しているし、洋服も、清潔感があって自分に似合っていればそれで充分です。

以前はトレイルランニングをやっていて、そのための道具が欲しいと思っていたんですが、怪我をして走る情熱がなくなると、物への欲求も消えていきました。情熱がなくなると物も欲しくなくなるのかもしれませんね。

新しいMacは欲しいんですけど、今使っているMacで充分満足しています。いつかどこかのタイミングで変えればいいという程度の感覚です。

豊かさの再定義

子供の頃は、たくさんの物に囲まれることが豊かだと思っていました。でも最近は、物があればあるほど窮屈で、豊かな感じはしなくなったんです。豊かさとは余白というか、自分の中の空間に入ってくるものなのかもしれませんね。

どこまでシンプルになれるか分からないんですが、今年はずっと物を手放して隙間を開けていきたいと思っています。隙間を開けたら、自分が本当にやりたいことが分かるかもしれません。

限られた時間を大切に

こう思う根底には、妻への腎移植という強烈な体験があります。今は元気な妻ですが、移植後10年で健康でなくなる可能性が50%という現実があるんです。私も腎臓が一個しかないため、健康面でのリスクを抱えています。

以前、老後資金について充分ではないと心配していた時に、妻から「10年後のための老後資金よりも、これからの10年間を幸せに充実して生きていきたい」と言われた時、その言葉に深く共感して、頭を叩かれたような思いがしました。

みんな「老後、老後」と言うんですけど、いつからが老後なんでしょうか。60歳の人からすれば70歳からが老後で、70歳の人からすればその先を老後と言っていると思うのですが、それより若い私たちからすると、その方々はもうすでに「老後」の世界に生きているのは間違いありません。

その時に何千万円も必要なんでしょうか。それよりも今使えるお金があるなら、自分が本当にやりたいことがあるなら、幸せのために無理のない範囲でお金を使って楽しむことの方がよほど大切な気がします。

わからない不安に怯えながらモノに囲まれて暮らすより、自分が本当に必要だと思う、シンプルかつ必要最小限の暮らしに満足していれば、そんなにお金は必要じゃなくなります。

見えない恐怖でストレスを感じながら生きるより、小さな暮らしをストレスなく続けられる方がよっぽど幸せです。

人生をリセットする時

10代、20代、30代で思ったこと、40代で考えたこと。それらを一旦リセットするのが今の自分の年齢の時なのかもしれません。

隙間を作って、自分の最後のクォーターで人生を生き抜くために、シンプルにこの世界を楽しんでいきたいと思います。余白を作ることで、本当に大切なものが見えてくるはずですからね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

無理せず楽しく、手作りの小さな暮らしを大切に。
アラカンの「つづく生活」実践者です。
半自給自足を目指しながら、仕事・趣味・家のことをコツコツ楽しんでいます。
日々を淡々と綴ることで、人生を整えるヒントが見つかればと思っています。

目次